ブルーリボン賞
西武鉄道 001系特急電車「Laview」
001系電車は10000系ニューレッドアロー置き換えに登場した電車で、外部デザイナーによりデザインされ、鉄道車両とは思えない大胆な外観と大きな窓、そして黄色の座席と魅力ある電車に仕上がっています。そのスタイリッシュで特徴的な外観デザインと最新水準の機器の積極的な採用による省保守性、環境負荷の低減など、現代の鉄道車両として完成度が極めて高いと評価されての受賞となりました。
西武鉄道は1970年の初代レッドアロー5000系電車以来、実に50年ぶりにブルーリボン賞を受賞となりました。
ローレル賞
四国旅客鉄道 2700系特急気動車
2000系気動車置き換え用に登場しました。当初は空気バネ車体傾斜装置を搭載した2600系で置き換える予定でしたが、土讃線のカーブのきつさに空気バネ車体傾斜装置がエア不足でついて行けず、JR四国が開発しすでに実績のあった制御付き自然振り子を搭載した当車の開発となりました。車体は軽量ステンレスを採用して軽量化も図っています。
優れた技術を継承しつつ現代の特急車両としての技術や設備を備えた完成度の高い車両との評価で受賞となりました。
JR四国はローレル賞3回目、1987年のキハ185系、1990年の2000系気動車以来の受賞となります。ちなみに2004年に5100形電車でブルーリボン賞を受賞しています。
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