1987年の国鉄分割民営化からJR発足直後に、帝都高速度交通営団、東京都交通局、東日本旅客鉄道の3社局によるフリーきっぷが発売されました。
それが東京フリーきっぷ。
国鉄時代に発売されていた国電・都営フリーきっぷを発展させる形で、JRの都区内フリーきっぷ(現在の都区内パス)、営団地下鉄一日乗車券、都営交通一日乗車券を合わせたきっぷで1580円での発売でした。現在でも販売されており、各社局の自動券売機ではもちろん、IC乗車券にも対応しており、東京巡りには最適なきっぷになっています。
しかし当初は写真のような紙製のきっぷで国会議事堂の写真の共通図柄のきっぷでした。が、発売社局により券面に書かれた社局名の並びが違い、3種類が存在していました。写真の券は交通営団発行券になります。
平成9年(1998)発行のきっぷで、使用日をコインで削って乗車するのは地下鉄の一日券と同じ。片面には有効範囲が図示されていますが、山手線内の地下鉄路線は省略されています。またこの時は営団有楽町線は新木場まで達しましたが、営団半蔵門線は水天宮前まで、営団南北線は赤羽岩淵ー駒込間が開業、都営12号線(都営大江戸線)は光が丘ー練馬間のみの開業で、ポツンと離れています。ただ延伸後のことも考えられたように都営三田線や営団有楽町線と並行するように書かれています。
平成9年(1998)発行のきっぷで、使用日をコインで削って乗車するのは地下鉄の一日券と同じ。片面には有効範囲が図示されていますが、山手線内の地下鉄路線は省略されています。またこの時は営団有楽町線は新木場まで達しましたが、営団半蔵門線は水天宮前まで、営団南北線は赤羽岩淵ー駒込間が開業、都営12号線(都営大江戸線)は光が丘ー練馬間のみの開業で、ポツンと離れています。ただ延伸後のことも考えられたように都営三田線や営団有楽町線と並行するように書かれています。
ちなみに有効範囲は東京都区内のJR線、営団地下鉄(東京メトロ)、都営地下鉄、都電、都営バスとなっています。現在は日暮里舎人ライナーも乗車できます。
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