新・空と鷹と鉄の間に

ヒコーキ、ホークス、鉄道好きのブログです。

青春18きっぷの旅~姨捨編8

2012-08-27 20:22:42 | 旅行

高崎駅ビル内で夕食をとって、腹ごなしにぶらぶらと高崎駅周辺を歩いてから、再び青春18きっぷの旅に戻ります。お帰りは19時35分発の快速アーバン上野行き。ホームで待っていると、反対側の線路に115系電車が到着しました。

電車にはヘッドマークがついていました。群馬デスティネーションキャンペーン「ぐぐっとぐんま」のヘッドマーク付き電車でした。群馬だけにキャラクターは馬です。

こちらはそのすぐ後に入ってきた211系電車の快速アーバン号上野行きに乗り込みます。ロングシートで帰るのはつらいので、事前にモバイルSuicaでグリーン券を買っておいて、2階建てグリーン車に乗ります。まず人のこない階下席に座って上野まで寝ることにします。いつの間にか寝入ってしまい、途中籠原駅で5両増結したらしいのですがそれも気づかず、熊谷過ぎまで寝ていました。熊谷から先は快速運転になるのですが、通過駅の吹上駅と宮原駅でいずれも踏み切り安全確認のために急停車があり、その影響で上野到着も約5分遅れました。 上野からは山手線と京葉線を乗り継いで帰宅しました。 


青春18きっぷの旅~姨捨編7

2012-08-27 20:12:51 | 旅行

軽井沢からは横川までのJRバスと、横川から信越本線に乗り継いで帰る予定ですが、ここまで来てなんだか疲れが出てきたので早く帰りたくなってしまいました。しかし、みどりの窓口は混雑しており、さらに長野新幹線あさま号は19時頃まで満席の×表示。あきらめモードでバス乗り場へ向かいますが、だめ元でモバイルSuicaを使ってモバイルSuica特急券を検索してみると、なんとすぐのあさま号に△の表示。すぐに予約をしたのは言う間でもありません。

指定がとれたのは通路側でしたが、高崎まで乗車なので気にすることはありません。あさま574号に乗り高崎までしばし新幹線の旅です。ちょっとお金はかかりますが、このように新幹線を入れて行程を早くするのもひとつの方法です。新幹線ワープと呼ばれています。
新幹線ワープをして高崎に18時過ぎに到着。ここでのんびり夕食でも食べようかと思っていると、反対側のホームにE4系Maxが停車していました。新幹線が前の方に止まっていて車掌さんが無線を持っていたので連結作業があると思い、その連結作業を観察します。 それでは皆様もご覧ください。

「はい、併合準備完了です。それではお願いします。」
この段階ではまだ連結部分は開いていませんが、後方から列車が近づいてくるのをセンサーで感知して自動的に連結カバーが開くようになっています。

「はい、5m…3m…」

「やわやわ…やわやわ…」

…ガシャン!
「はい、連結完了です。」 
と、このように新幹線では先着している列車の車掌さんの無線による誘導で連結します。この光景は高崎駅、福島駅、盛岡駅で見ることができます。ちなみに在来線では手旗による誘導となっています。
そのような光景を観察した後改札口を出て高崎駅ビル内で夕食をのんびりと食べます。 


青春18きっぷの旅~姨捨編6

2012-08-27 19:56:27 | 旅行

おばすて公園での撮影を終えて駅へ戻り、15時8分発の長野ゆき普通電車に乗り込みます。姨捨から電車は一気に勾配を駆け下り善光寺平へと下りてゆきます。2つめの篠ノ井駅で下車。ここでしなの鉄道に乗り換えます。青春18きっぷは使えないのでいったん改札口を出て軽井沢までのきっぷを購入してちょっと駅前へ出てみました。

駅前にはこんなものが。聖火のトーチとそれを支える雪ん子の像。記憶に新しいと思いますが、ここ長野で1998年に冬季五輪が開催され、篠ノ井駅からほど近い長野オリンピックスタジアムで開会式・閉会式が開催されたことからそれを記念して設置されているようです。長野新幹線もこれから乗るしなの鉄道も長野五輪がもたらした産物です。もう15年も前のことになるのですね。
篠ノ井発15時52分発の軽井沢行きしなの鉄道に乗り旅を続けますが、乗った編成にはラッピングが施されていました。終点軽井沢でとればいいやと思い、空いていたボックスシートに座るとたちまち眠気が襲ってきました。戸倉からワンマン運転になったのまでは覚えているのですが、ふと近くで声高にしゃべる声に気づいて目を開けると、電車は小諸駅を発車するところでした。 その声高の主は2人組のオタク系男子。軽井沢に着くまでずっとしゃべっていました。耳障りですが音楽を聴いて気を紛らわすことに。17時8分に軽井沢に到着。電車を降りるとさすがは軽井沢。涼しい風が吹いていました。

軽井沢駅についてから乗ってきた電車をとります。JRから譲渡された115系電車です。しなの鉄道カラーですがなんだか星が車体についています。


側面はこんな感じ。こういうものにはあまり詳しくはないのですが、調べてみるとどうやら小諸を舞台にしているようで、その縁から小諸を走るしなの鉄道にラッピングされたようです。先ほどのオタク系男子はいうに及ばず、十数人が車体を撮影していました。特に思い入れもないので、ちょっとだけ撮って改札口を出ます。 


青春18きっぷの旅~姨捨編5

2012-08-27 19:39:24 | 旅行

さてここ姨捨に来たのは、ここで電車の撮影をするためです。おばすて公園の線路側は比較的開けており、また架線を支える架線柱も線路の向こう側に立っているのできれいに撮れるポイントでもあります。


特急ワイドビューしなの号です。名古屋と長野の間を結び、1往復が大阪へ足を伸ばしています。振り子式特急電車の383系を使っており、基本6両編成に増結編成を連結して柔軟な運用をしています。

こちらは普通列車に使われる115系電車です。カメラで列車を追いかけつつシャッターを押しているので、風景がうまく流れてくれました。

こちらはやや正面がちに撮れるポイントで。115系電車は国鉄時代に製造され、写真の1000番台車でも既に30年以上活躍をしているので、世代交代の時期が来ています。
帰りの電車のこともあるので、2時間ほど滞在して撮影をしていました。
 


青春18きっぷの旅~姨捨編4

2012-08-26 20:53:19 | 旅行


姨捨駅は篠ノ井線の駅で、この付近から見える景色は日本三大車窓のひとつのなるほどすばらしいものです。また鉄的にはスイッチバック式の現役駅で首都圏から比較的近く、手軽に行ける駅としても有名です。駅舎は大正期に設計され昭和9年に完成した洋館風の駅舎で、無人駅ですがつい最近改装されきれいな姿となり、閉鎖されていた旧駅事務室部分も開放され、出札窓口や手荷物取扱窓口が復元されています。

姨捨駅近辺でもうひとつ有名なのが姨捨の棚田です。この棚田は「田毎の月」として古くから知られている場所です。現在もこの棚田は現役で今年も稲穂が実り、風景を彩っていました。そんな風景を眺めつつ駅近くのおばすて公園で松本駅で買ってきたお弁当を開きます。


松本駅で買ったのですが、調整は塩尻駅のカワカミさんです。蓋を開けると幕の内弁当ですが、信州の名産が使われている素朴な駅弁です。おかずはビーフカツ、煮物、ワカサギ甘露煮、焼塩鱒、野沢菜油炒め、ワサビ漬け、コゴミ胡麻和えなどがはいり、お米も長野県産と信州づくしです。眼下に広がる景色を眺めながら美味しくいただきました。 

*日本三大車窓
 篠ノ井線姨捨付近、肥薩線矢岳越え、根室本線狩勝峠(現在廃線)