新・空と鷹と鉄の間に

ヒコーキ、ホークス、鉄道好きのブログです。

東京フリーきっぷ

2021-09-06 20:12:00 | 鉄道
1987年の国鉄分割民営化からJR発足直後に、帝都高速度交通営団、東京都交通局、東日本旅客鉄道の3社局によるフリーきっぷが発売されました。

それが東京フリーきっぷ。
国鉄時代に発売されていた国電・都営フリーきっぷを発展させる形で、JRの都区内フリーきっぷ(現在の都区内パス)、営団地下鉄一日乗車券、都営交通一日乗車券を合わせたきっぷで1580円での発売でした。現在でも販売されており、各社局の自動券売機ではもちろん、IC乗車券にも対応しており、東京巡りには最適なきっぷになっています。
しかし当初は写真のような紙製のきっぷで国会議事堂の写真の共通図柄のきっぷでした。が、発売社局により券面に書かれた社局名の並びが違い、3種類が存在していました。写真の券は交通営団発行券になります。

平成9年(1998)発行のきっぷで、使用日をコインで削って乗車するのは地下鉄の一日券と同じ。片面には有効範囲が図示されていますが、山手線内の地下鉄路線は省略されています。またこの時は営団有楽町線は新木場まで達しましたが、営団半蔵門線は水天宮前まで、営団南北線は赤羽岩淵ー駒込間が開業、都営12号線(都営大江戸線)は光が丘ー練馬間のみの開業で、ポツンと離れています。ただ延伸後のことも考えられたように都営三田線や営団有楽町線と並行するように書かれています。
ちなみに有効範囲は東京都区内のJR線、営団地下鉄(東京メトロ)、都営地下鉄、都電、都営バスとなっています。現在は日暮里舎人ライナーも乗車できます。


都営交通一日乗車券

2021-09-05 10:58:00 | 鉄道



続いては東京都交通局の一日乗車券。都営地下鉄、都電、都バスに乗車できる一日乗車券で、700円でした。現在は都営まるごときっぷとして同額で発売されています。
日付をコインで削って乗車するのは同じですが、最初の乗車の際に切り取り部を係員に渡す方式でした。こちらは平成12年(2000)の発行分で、都営交通の最寄りになる葛西駅のバス定期券売り場で購入しています。表紙には東京都庁と都営バスの写真が。都営バスはいすゞキュービックタイプのバスが懐かしいです。
この時はまだ大江戸線は光が丘ー新宿間の暫定開業で都営12号線を名乗っていました。もちろん日暮里舎人ライナーなどはありません。
この頃は都営地下鉄、営団地下鉄双方で一日乗車券が発売されており、両方の一日乗車券を買えば東京の地下鉄に一日乗り降りできましたが面倒なことこの上ありません。
そこで国鉄からJRになった頃に新たなフリーきっぷが発売されます。



営団地下鉄1日乗車券

2021-09-04 20:18:00 | 鉄道
探し物をしていたら引き出しから懐かしいきっぷ類が出てきたので、しばらくの間ご紹介したいと思います。まずは昭和のきっぷから。

東京の地下鉄を運営していた帝都高速度交通営団(営団地下鉄)の全線一日乗車券です。東京メトロになっても販売されており、今は24時間券も発売。さらにはIC乗車券にも対応しています。が、昭和末期は地下鉄定期券売り場での発売でした。


昭和63年(1988)の6月に発券された大人用の一日乗車券。当時は発売から6か月以内の任意の日に有効となっており、使用日をコインで削る方式でした。自動改札が普及する前のことで最初の乗車の際に改札口で入鋏してもらい、その後は券面を駅員に見せるスタイルでした。なお乗車できるのは営団線のみです。
表紙の幾何学模様は営団地下鉄路線図を模しており、銀座線・丸ノ内線・日比谷線・東西線・千代田線・有楽町線・半蔵門線のラインカラーが路線図の形に描かれています。当時は有楽町線が新富町まで、半蔵門線は半蔵門までの開通だったので、今とは違った形になっています。

昭和62年(1987)発行の小児券。黄色で区別されており、このタイプは使用日を発行時に入れてもらうタイプです。6/15は千葉県民の日で学校が休みだったので地下鉄乗り鉄をしたようです。
30年以上前の一日乗車券ですが、発売金額が大人600円、小児300円と現在発売されている24時間券と変わらないのが驚きです。



東京ディズニーシー開園20周年

2021-09-04 14:58:00 | ディズニーシー
2001年9月4日に東京ディズニーシーが開園してから20年を迎えました。

開園前のプレビュー期間に市民として招待されて入園、現在地に転居してからは年間パスポートを購入して、まるで公園か、あるいはお食事処かというぐらいにインパークしていましたが、このご時世ですっかりご無沙汰になっています。15周年の時には朝から並んでインパークしたのですが…。

しかしながらディズニーシーは周年の度にいろいろあり、10周年は東日本大震災の年。15周年の時には熊本地震が発生、そして20周年は新型コロナ禍と、お祝いしている状況ではないことが続いています。
25周年、30周年は何事もなく迎えられることを祈りたいです。そして今までのように普通にパークに行ける日が来ることを待ち望んでいます。
いつかはきっとそんな日を…。