国保陽平監督と佐々木朗希を批判した者達は…

 早いものでマリーンズの佐々木朗希がパーフェクトゲームだけで
なく13人連続奪三振&19奪三振を達成して3日経つのだが、個人的
に思うのは3年前の大船渡高校時代に県予選決勝で故障のリスクを
避けるため試合に出場しなかった措置を批判していた連中は今回
の快挙をどう思っているのかと考えた。

 まぁ愚か者の時計は止まっているという諺があるように批判し
た者達は頭の固い連中が多いので大した反省もせず、むしろその
後に打ち込まれようものなら盛大に批判するだろうと思うし例え
ば10勝しても‘高校時代からしっかり鍛えていれば15勝はできた’
的な事をいうのは目に見えている。

 95年に万年Bクラスだったマリーンズを2位に躍進させたボビー
・バレンタイン監督は‘素晴らしい2位だった’的な事を言うと、事
あるごとに対立したGMのH岡氏はそんな事はない、私の言う通り
していれば今年優勝できていた’と言っていた。

 この時はバレンタイン監督がシーズン通してケガなくシーズン
を乗り切るため猛練習を止めさせたのだが、H岡氏は猛練習が必
要と度々言っていて両者が対立する事になり翌シーズンGMの言
うとおりに練習させたところ大幅に負け越してBクラスに逆戻り
しているのだからどちらが正しかったか分かるだろう。

 それでもH岡氏は今でも専門誌でコラムを執筆し多くの時代錯
誤なコメントを連発しており、今でもこういった人を起用する専
門誌の良識を疑ってしまう。

 99年に上原浩治がジャイアンツ入りした時に大学時代からブル
ペンに入らず走り込みと筋力トレーニングで鍛える方法を実行し
ていたのだが、評論家という名のOB達やマスゴミの連中は否定的
なコメント一色だった。

 そのやり方で上原は99シーズンで20勝を挙げるなど素晴らしい
成績を残すのだが、江川卓など一部のOBが謝罪しただけでスルー
というのには呆れてしまった。

 それについて上原は‘プロだから結果が全てで結果を残せば文句
を言われる筋合いはないのだが、それでも酷評した連中はスルー
している’と不満を述べていた。

 つまり日本では21世紀を迎えた今でも昭和の方法を守らないと
批判する傾向が強いのだが、これで佐々木朗希&国保監督のコン
ビも結果を残しているにも拘わらずスルーしている。

 もっとも佐々木朗希を見て育ったこれからの世代は将来の事を
考慮し高校で燃え尽きない指導をする学校を選ぶはずだから、批
判していた連中が率いている高校より賛同している指導者が率い
る高校にいい人材が集まるに違いない。

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