新垣渚は どうなっているのか!

 今年のプロ野球もGWの連戦を追え交流戦が近づいている。
 地元の福岡ホークスは現在15勝17敗。
 今年の目玉だった3番の松田宣浩が開幕戦の第1打席でヒットを放ち、
牽制でベースに帰塁したときに指を骨折して欠場している中での-2だから
メディアが騒ぐほどの酷い出来ではない。

 ただ1つ不満点があるとしたら右のエースと言われる新垣渚が 1勝もできて
ない事だ。

 そもそも新垣は沖縄水産時代から150㌔を越える豪速球を武器に春夏
甲子園出場したものの春は暴投で、夏は逆転2ランを浴び初戦敗退して
いる。

 ホークス入団後1年目の03年こそ8勝7敗だったが04年11勝8敗、 05年
10勝6敗、06年には13勝5敗と成績はアップした。
 しかし03年は8月にくるぶしを痛めて長期離脱。
 13勝を挙げた06年も9月下旬に虫垂炎で入院しプレーオフに出場でき
ず、ここ1番で煮え切らない傾向があった。

 150㌔を越えるストレートと高速スライダーは素晴らしいが、イニングに
よって出来不出来がハッキリしているし制球難で暴投も多く一発も浴び
やすいという状態。
 特に07年・08年は暴投王という不名誉な異名まで貰っているのだ。

 正直 素材だけなら同級生の和田や杉内以上のモノを持っているのは
間違いない。
 しかし こうも毎回同じ失敗ばかり繰り返していると‘何を考えているのか!’
と言いたくなる。 

 今年も開幕ローテで2戦目に登板予定が体調を崩して4月18日が初登板と
出遅れ、未だに勝ち星なしどころかKO続き。
 暴投を恐れて球を置きに行って痛打を浴びるという典型的な悪循環に
陥っている。

 才能に恵まれながら生かしきれないのは どういう事か?
 このままダメになるには惜しいのだが・・・・

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コメント
 
 
 
♪水産の利は無尽蔵~波も逆巻け風も吹け。。。 (なにわのヒバゴン)
2009-05-12 02:53:20
電話でお話ししていると7~80年代の高校野球がいかに熱かったかが再確認できますね。選手名がスラスラと出てくるのですから、時代を経てもその存在感の大きさたるや凄いの一言です

新垣渚は名前からしてもスター星を感じさせましたよね。むしろ松坂大輔以上に。。。。

豊見城の初陣から24年目。98年の沖水は栽監督が集大成を賭けて甲子園に乗り込んだと思われます。神谷、大野が力投すれどあと一歩で逃し続けた優勝旗をこの代で絶対勝ち取るのだという気概はかなり強いものがあったのではないでしょうか

期待は大きかったのですが、春夏ともに埼玉勢の前に初戦敗退となり私もショックでしたね。このチームで優勝できずしていつ琉球の地に優勝旗が渡るのか‥。栽監督自身も夏は95年に続く初戦敗退でしたし、2度の準優勝指揮官にも少し錆が入ったように正直思いましたね

沖縄県民も翌春の尚学の優勝は期待はすれど、まさか現実にもたらされるなどとは思わなかったかも知れませんね。ただ97年夏の浦添商の4強が勇気を与えたことは事実でしょう。沖水以外でもチームワークの結集いかんでは甲子園で勝ち進めるのだと。。。

とにかく新垣には大きく脱皮してもらいたいですね。恵まれた体駆と投手としての高い能力。斉藤和巳とともに03年の日本一に貢献した四本柱の一角でしたし、新垣の復調はホークスにとってもV奪還への大きなウエートを占めるのでは‥と現状からそう思えてきます。

田川市はお祭りが盛んなところなのですね。町ぐるみで老若男女が一つになれるなんて素晴らしい~!当日の大成功、大盛況をお祈りしています‥☆
 
 
 
鷹の皇帝、斉藤和巳も… (NEXUS(偽))
2009-05-12 20:55:43
「松坂と同レベルか、もしくはそれ以上の逸材」とまで言われたあの斉藤も、新垣と同じく大ブレーキ踏んでしまった一人ですよね。
松坂は高校最後の甲子園のアレで大きく報じられ、その陰に隠れた斉藤は全国区で報道される事は当初全くありませんでしたが、文字通り実力で伸し上がってきた投手で、とても記憶に残っている(引退してないですけど)選手です。
それだけに近年の失速は余りにも勿体無い、彼も怪我さえしなければ今やメジャーにいたでしょうに。
アスリートに怪我は大敵、いやホント恐ろしいです。
 
 
 
Unknown (琵琶男)
2009-05-12 23:59:50
下半身と上半身のバランスが、かなり悪い様に見えます。
踏み出した脚が外向いてますので身体が 開いた状態でストレート投げるから威力が無いのでは?

それにリリースポイントが一定でないから制球もバラバラ。
少年時代に二度脚を骨折してるそうですから走り込みも出来ないのでしょうかね?
致命傷な様な気もします。
しかし、余程の覚悟で今後取り組んでいかないと、来年は山村投手とメキシコリーグで投げているってこともあるかもしれませんね。

因みに山村投手は、メキシコで150キロ以上のストレートが復活してスライダーのキレも良くなったらしいです。

わからんもんですなぁ(苦笑)
 
 
 
書き込み御礼&レス (こーじ)
2009-05-13 00:39:05
>なにわのヒバゴン様
 98年の沖水は軟投派の宮里が先発して6回ぐらいから
新垣というリレーでしたが、肝心の宮里が打たれて新垣の登板が前倒しされ終盤捉まるという負けパターンでした。
 とはいえ3回戦でPL、ベスト8で横浜と対戦するブロックでは いずれにしてもベスト8が精一杯な感じはしますね。
 だから翌年の尚学が選抜で優勝したときは驚きましたよ。

 新垣は野球版・魁皇ですよ。
 いいモノを持っているのに生かしきれてないという
のが似てますね。

 ちなみに田川は炭坑節発祥の地です。

>NEXUS(偽)様
 斉藤は、もともとケガ持ちで他のチームが二の足を踏んでいるのを取ったのですよ。
 とはいえ06年まで投げすぎの感が強かったので、やはり疲れがでたようですね。
 基本的に日本はオーバーワークを推奨しますので、
ケガ人を出しやすい環境にありますね。
 だからこそケガをほとんどしないイチローの凄さが際立つワケです。

>琵琶男様
 ならばメキシコに1年行ってもらいますか、かえって
そちらでノビノビやった方が彼のためにはいいのかも
しれません。
 レベルの差も当然ありますが、日本人コーチにいじくられてケガという事もありますからね。
 山村がブレイクしたらホークス関係者は何と言うか
見ものですね。
 
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