鷹の祭典締めくくる3発快勝(日刊スポーツ) - goo ニュース
ホークスは昨日行われたバファローズ戦で5-2で勝ち39勝40敗7分の-1で
オールスターブレイクを迎えることになった。
交流戦終了後12勝10敗2分でオールスターまでの24試合を乗り切ったの
だが、欲を言えば6月24日のFs戦と28日のB戦のいずれかを勝っていれば+1
でのオールスターブレイクとなっていたわけで もったいない話ではあったが最後
の9連戦を6勝3敗でクリアして最大-6だったのを-1まで戻せたのは いい流
れだ。
6月22日から始まった交流戦明けのレギュラーシーズンで23日のFs戦で
2-6から終盤大逆転して7-6で勝ち この時点で防御率1位に躍り出ていた
大隣で落とした試合と、27日に0-1からワンチャンスで4点を挙げて逆転勝ち
した翌日のBu戦で大場が6回まで1安打に抑え1-0でリードしていた7回に
逆転負けした2試合が悔やまれるが最後の9連戦で1勝7敗1分と大の苦手に
していたM相手に3連勝を含めての6勝3敗という事に価値がある。
交流戦での大幅な負け越しの原因が,230という超低打率から来ていたので
後半の巻き返しには打線の爆発が絶対条件だと考えていた。
交流戦後のデータを見ると2桁安打が6試合で5安打以下というのは4試合に
減ったのを見ると打線の調子は上がっているものの2桁安打6試合で得意にして
いるFs戦が4試合というのが問題だし、5点以上取ったのも5試合しかなく その
うち4試合がFs戦というもの。
一方2桁失点は1試合も無く3点以内に抑えた試合も14試合、更に5回まで
2失点以内というのが18試合もあるのを見れば和田・杉内・ホールトンが抜け
馬原・ファルケンボーグが離脱した穴をマスゴミが騒ぐほど感じる事はない。
前回も言った通り投手陣は踏ん張っているのだが つながらない打線こそが
元凶だというのは言うまでもなく、それでも和田らの離脱を苦戦の原因に挙げる
者がいたら そういう人達は野球を知らないか投手絶対主義者のいずれかだろう。
とりあえず首位のMとは5ゲーム差ではあるが原動力となった春先に絶好調
だった投手陣が唐川の故障や藤岡の不調などで翳りを見せ、打線もラッキー
ボーイだった角中のペースダウンと共に得点力が低下しているのを見ると夏から
秋口にかけて更にペースダウンする可能性は十分ある。
もともと秋山監督も‘今シーズンは混戦になる’と予想していたように今の状況
なら最下位のBu以外に優勝の可能性も5位になる可能性もあるわけで、一昨年
の終盤にホークスがマジックが出ていたLを3タテして一気に刺しきって優勝した
ように最後まで行方は分からないシーズンになりそうだ。
それを考えるとオールスターブレイクを どう有効に生かすかというのもカギを
握るし、今シーズン1勝5敗の仙台と千葉でのアウトドア球場で どこまで勝てる
のかが最大の課題になるだろう。