ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
大都会PAR2は西部警察の原型
BS-11で平日の19:00から石原裕次郎&渡哲也主演の大都会PART2が
OAされている。
もともと4月から1作前の大都会・闘いの日々がOAされており、それが
終わった後から始まった形で両作品とも昭和の時代では度々再放送され
ていたのに平成に入ってとんと見てなかったので新鮮だった。
個人的にはPART2の途中から見ていたクチだったのだが闘いの日々から
見ている友人は‘闘いの日々は人間ドラマでPART2になるとアクションが
入り、PART3は完全なアクション作品になった’と語っていたので見てみ
ると確かに闘いの日々は悲劇的な結末で終わるパターンの多い人間ドラマ
中心だった。
PART2を改めて見ていると松田優作演じる徳吉功刑事の加入が作品の雰
囲気を一気に変えた形だし、探偵物語の工藤俊作的なキャラを楽しそうに
演じているのが伝わって来る。
闘いの日々では見る事のなかった派手な格闘アクションやカーチェイス
などがガンガン入っているので当時のドラマでは異例な形だっただろうし、
かなり新鮮で一気に人気が出たのが分かる。
これが好評だっただろうからPART3になると一気にアクション路線が加
速する形になり、TV局をNTVからTV朝日に変えて西部警察としてリニュー
アルされ更なるブレイクをするわけだと実感するしPART2は その嚆矢と
なったと思うのだ。
ちなみに渡哲也演じる黒岩刑事が事件を解決した後に みんながパトカー
で引き上げているのに、あえて1人だけで‘ひとり’が流れる中でタバコを
吸いながら歩いて去って行くというエンディングのパターンが作られたの
もPART2が元祖だろう。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
« 内山高志、ダ... | 68年ぶりのク... » |
そう考えると、現在では逆に1作目のような作品のほうが受けるのでしょうね。「踊る大捜査線」以降、「大都会 PARTⅡ」や「西部警察」はおろか、「太陽にほえろ!」みたいなドラマも制作できなくりましたからね。
「私鉄沿線97分署」みたいな作品が好きな私は、やはりアクションものが苦手な部分があるのかもです。
最近ではリアリティが重視されますので西部警察のような刑事ものは難しいでしょうね。
相棒やはぐれ刑事のような落ち着いた人間ドラマが
主流になってきてますから、今 大都会・闘いの日々のような作品は受けるかもしれません。
ちなみに野球マンガではアストロ球団が魔球などが百花繚乱状態で凄過ぎたためか、アストロ球団後はあまり
魔球などが登場しなくなりましたけど西部警察がそれと
同じかもしれませんね。