ウルトラマンネクサスのEP35のハイライトはウルトラマンとナイトレーダーの
見事な連携でウルトラマンを挟撃するべく出現したメガフラシとガルベロスの
2体のビーストを倒す場面。
前途したようにデュナミストの千樹憐が消耗しているのでウルトラマンの力も
ダウンしているという事からアンノンウンハンドはダメージから回復したメガフラ
シだけでなく、ガルベロスまで復活させて一気に倒しにかかるのは当然でカギを
握るのはナイトレーダーの援護だった。
まずピンチに陥ったウルトラマンをミサイル攻撃でビーストを引き離すとメガ
フラシの放電攻撃をミサイルで防いでハイパーストライクバニッシャーを浴び
せてメガフラシを倒す。
ここで注目したいのがハイバーストライクバニッシャーで仕留めるためにビーム
攻撃をするのではなくミサイルを使ってウルトラマンを脱出させたりメガフラシの
放電攻撃を相殺した事。
そして今度はウルトラマンの背後から飛来してガルベロスの攻撃を避けた後に
4機に分離してビームの一斉攻撃でダメージを与えた後にウルトラマンがシュト
ロームソードで両断して倒したのだった。
考えてみれば必殺技のアローレイシュトロームは威力は大きいもののエネル
ギー消耗も大きいので体に負担がかかるのに対しシュトロームロームソードは
そこまでエネルギーの消耗は激しくないだろうが、こういう武器はピンポイントで
使用しないと威力を発揮しないので分離したチェスター4機が四方からの攻撃
で意識を分散させてのシュトロームソードを使用しているので倒せたという事
だろう。
こういうのを見ると数多の戦いを経てナイトレーダーとウルトラマンの絶妙の
コンビネーションが熟成されていったと思われる。