バスケットボールW杯の決勝もTV中継されるらしい

　8月25日から開幕した男子バスケットボールW杯は9月2日に行わ
れた順位決定戦最終戦で日本がカーボベルデに勝って19位フィニッ
シュすると同時に、アジア1位を決め来年行われるパリ五輪出場を
決めたのだがW杯はここからが本番で昨日行われた準々決勝2試合
でセルビアがリトアニアにアメリカがイタリアに勝って準決勝進出
を決め今日でベスト4が決まる。

　日本の民放地上波は日本の試合日程が終わると残りの試合は無視
する傾向が最近度々見られ、06年の日本開催の大会では決勝戦は夜
中の録画中継だったのだが今回のW杯では準決勝と決勝に3位決定戦
はTV中継されるらしい。

　準決勝2試合はBS朝日が3位決定戦はBS日テレが中継し、決勝は日
本TVが中継するらしくホッとしている。

　やはり放映権を取ったならば準決勝や決勝の中継をするのは義務
だが視聴率の奴隷と化している民放にはそんな考えはさらさらない
ようで、前述したように06年の男子バスケW杯では決勝戦を夜中に
録画中継していたしバレーボール世界選手権に至っては日本が出場
した3位決定戦を生中継し決勝戦はその前に行い夜中に録画中継する
といった暴挙まであったのを覚えている。

　これが五輪やサッカーW杯なら日本が出なくても決勝戦は生中継
するのだが、バレーやバスケなどの世界選手権やW杯は扱いが酷か
ったわけだ。

　とはいえ懸念すべき点は決勝戦を中継する日テレが得意の絶叫中
継だけならまだしも10月から始まるドラマの番宣をしたりしないか
という事と、日本時間の9日早朝に開幕するラグビーW杯で10日の
20：00から日本ーチリ戦が始まるのでバスケ決勝の30分ほどが見ら
れない事だ。