その手があったか!と感心したゴジラ‐1,0

 昨日11月14日にNHK‐BSで54ゴジラがOAされていた。

 名作というのは何度見ても面白いのだが自衛隊の対ゴジラ作戦は
フリゲート艦体による爆雷投下から始まり、機関銃での射撃と高圧
電流による上陸阻止が失敗すると戦車隊による攻撃後は勝鬨橋を破
壊する時にF86Fセイパー戦闘機によるロケット弾の攻撃と続く。

 いかにも54年の科学力からすれば、こういった作戦しかできない
わけで後に頻繁に登場する東宝特撮の架空スーパーメカは登場しな
いのは当然だ。

 ここで思い出すのが昨年公開された‐1,0で、舞台が54ゴジラより
以前の47年だから戦闘機すらない設定だった。

 だから‐1,0ではゴジラは銀座を襲撃するものの多くの舞台は海で、
機雷除去作業をする特設掃海艇や連合軍に収艦されていた重巡洋艦
・高雄が登場する。

 他は残存していた幻の戦闘機・震電に海神作戦に投入された雪風
以下4隻の駆逐艦がゴジラと戦うわけで、陸上では旧日本軍の戦車隊
ぐらいしか戦ってないのだ。

 戦後間もない時期だからこそメーサー殺重光戦車やスーパーXなど
のスーパーメカは登場しないので、その代わりにこういう海を舞台
にして旧日本海軍の艦船を使った対ゴジラ作戦を立てる山崎貴監督
のアイディアには驚いたわけだ。

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