祝・入江陵介世界新記録!

 今日オーストラリアのキャンベラで行われた競泳の日豪対抗戦で日本の
入江陵介が200m背泳ぎで1:52:86の世界新記録を出した。
 日本人選手の世界新記録は北島康介が出して以来だろう。
  http://www.jiji.com/jc/zc?k=200905/2009050900310&rel=y&g=spo

 北京五輪では200m背泳ぎの持ちタイムで3位以内だったにも拘わらず
5位に終わった入江は、五輪の翌年になる今年はシーズン初めから好調を
維持し日本選手権でも世界記録に肉薄していた。
 今大会でも専門外の100m背泳ぎでも世界記録に0:02差に肉薄する52:56を出していたのだ。

 日本の背泳ぎはは88ソウル五輪で鈴木大地が100m背泳ぎで金メダルを
獲得していたが、それ以降は今ひとつ。
 92バルセロナの200m背泳ぎで糸井純がタッチの差で4位になった以外は、
鈴木大地の記録が生き残っていたぐらいだったのだ。

 女子背泳ぎは00シドニーでは100mで中村真衣が銀、200mで中尾美樹が
銅を獲得。
 04アテネと08北京では中村礼子が200mで銅を獲得した。
 中村礼子以外にも伊藤華英や寺川綾ら世界と戦えるトップスイマーが多く、
レベルが高い。

 それに対し男子は04アテネで森田智己が100mで銅を獲得したが、200m
では今ひとつ。
 そこに彗星のように現れたのが入江陵介。 

 北京で世界ランク3位で臨んだが、初出場のプレッシャーからか 5位に
沈んだ。
 しかし‘キング オブ ブレスト’の北島康介も初出場のシドニーでは100mの
4位が最高でメダルに届かなかった。

 ある意味 初出場でメダルに届かなかった事が入江のモチベーションアップ
につながったのだろう。
 平井ヘッドコーチも‘例えロンドンで康介が復帰してもエースでは戦えない、
だから若手のエースが欲しい’と言っていたが、まさしく待望の若手のエース
誕生だ。 

 願わくば北島のように成長して欲しいものだ。

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