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こーじ苑
Jリーグ勢のACL制覇は2015年度以降、更に困難になるだろう
柏、準決勝で敗退=敵地で広州恒大に0―4・ACLサッカー(時事通信) - goo ニュース
今年のアジアチャンピオンズリーグは昨日でSファイナルが終了しJリーグ勢で
唯一ベスト4に残っていた柏はアウェーで中国の広州恒大に0-4で敗れ2戦
合計1-8で完敗しファイナルに残れなかった。
やはり痛かったのはホームの初戦で前半を1-0でリードしながら後半一挙に
4点を失い逆転負けを喫した事だろうが、その要因として過密日程によるチームの
疲労蓄積がある。
ベスト4に残った4チームの中で柏が中2日で戦った以外は中6日という日程
だった。
柏は週末のリーグ戦から中3日で広州戦を迎えて週末に中2日の新潟戦の
後に中3日でアウェーでの試合だったのだから、たとえ柏の方が格上でも厳しい
戦いになるのは目に見えていた。
過密日程に関しては柏側はJリーグに新潟戦の日程変更を求めていたものの
却下されているのを見ると、Jリーグの執行部が口ではアジアのイニシアチブを
語っているにも拘らず口先だけではないかと思えてしまうのだ。
ご存知のようにJリーグは2015シーズンから増収を見込むためにポストシーズン
制度を復活させる予定だが、現行のシステムですら日程調整ができないのにポスト
シーズンゲームを増やすと過密度が増してしまうので極端に言えば本来なら栄誉と
なるはずのACLの出場が‘罰ゲーム’状態になってしまうのが怖い。
巷で言われているように代表チームと国内リーグは車の両輪で協会は代表チーム
の強化には熱心なのに対し、Jリーグのステイタスを上げるアジア制覇は口には
しているものの実行が伴ってないのが現状だ。
それを考えると放映権収入などをアテにした2015年からのポストシーズン制の
導入は肝心の民放地上波による放映権収入もチャンピオンシップのみになる可能
性が高いし、更なる過密日程を生じさせるリスクの方が高いのではないだろうか。
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広州恒大が柏との2試合で全得点を奪った3人の外国人FWはかなり質が高く、中国人選手もほぼ全員が代表クラスの選手で固めている。間違いなく、今の中国代表よりも遥かに強いよ。
一方、柏は工藤だけが現時点で唯一の代表選手だから、物量で圧倒されているよ。
プロ野球を反面教師にして、財政構造的に「ビッグクラブ」を作りにくい今のJリーグのクラブでは、不動産バブルで成り上がった中国の金満クラブに勝つのは年々難しくなっているのが実情だ。
ただ、決して負け惜しみを言うつもりは無いけど、傭兵に大きく依存する広州恒大の成功はあくまでも資金力の勝利であり、決して「中国サッカー界の成功」だとは絶対に思わないけどね。
なぜなら、現在の中国代表は欧州のクラブに所属する海外組の選手は皆無で、ほぼ全員が国内リーグに所属する選手だからです(現在の中国はサラリーが良いのも国内に留まっている理由の一つ)。
要するに、自国の選手が国際的に通用しないから、欧州のクラブから全く興味が持たれてないということを意味するからです。
しかし、日本は準備不足もあったとはいえ、7月の東アジア杯で中国に拙い戦いでドローを演じたのを分かるとおりに、国際経験が少ないJリーグの選手だけで戦うとアジアの三流国にも苦戦を強いられるのは真摯に受け止めるべきだと思う。
私も広州恒大の方が格上というのは理解してますので
だからこそJリーグ側も日程調整してでも良好なコンディションを作って欲しかったわけです。
後日 扱おうと思ってますが、マスゴミが海外組が増えないとダメと言っていた舌の根も乾かないうちに空洞化を嘆いてますからタチが悪いですよ。