等身大ヒーローの戦う場所が造成地から市街地になり

 先日長男が動画サイトを検索していると、世界忍者戦ジライヤが
アップされていた。

 長男が‘コレ何?’というので‘興味があるなら見てみろ’と言って、
一緒に見ていたのだが長男も以前空想歴史読本で‘聖徳太子がロボッ
トを作っていた’という記事の中に登場する作品だというのを思い出
したようだ。

 この作品はソウル五輪が開催される年だったという事から忍者オ
リンピックといったコンセプトで製作されたようで、結果的に昭和
最後に製作された作品という形になった。

 さて改めて昭和末期のジライヤを見ていて感じたのがジライヤで
も原宿近辺がロケされており代々木第二体育館などがエンディング
のバックに映るのだが、超人バロムワンでは京王プラザがバックに
映っているなど いかにも都心部が作品舞台という感じになっている。

 ただし実際には市街地にいても戦いになると突然郊外の造成地の
ような場所をはじめとした人気のない場所になるわけで、やはり市
街地での格闘シーンというのは当時は難しかったのだろうと思う。

 ところが平成に入ると昭和時代の戦いの舞台である造成地は登場
せず、代わりに廃工場の跡地や公園に味の素スタジアムの敷地内な
どで行われているケースが増えた。

 昭和の時代はCGなどないので爆破シーンなどは実際に行うため
人気のない造成地などでないと難しいという事があったのに対し、
平成以降は造成地自体がなくなり先述した場所での戦いになった一
方でCG技術の発達から市街地での爆破シーンも撮りやすくなった
と思われる。

 とりあえず昔から見ている我々にとっては市街地での戦いは魅力
だが、たまには昭和時代の造成地での戦いで本物の爆破シーンも久
しぶりに見てみたいと思うのは贅沢だろうか。

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