女子バレー、最終戦に勝利 韓国上回る3位で締めくくる
リオ五輪女子バレーの出場権をかけた世界最終予選兼アジア予選
は昨日が最終日で、既に出場権を獲得していた日本はオランダと対
戦しセットカウント1－2から第4Sで32－30で取った事から勢いに乗
りセットカウント3－2で勝ち最終的には韓国を上回ってアジア1位の
全体3位で終了した。
終わりよければ全てよしとは よく言ったもののフルセットで敗
れたイタリアに勝ったオランダに勝っての締めくくりは嬉しいが、
約2か月後のリオで2大会連続でメダル獲得が期待できるかといえば
真鍋政義監督や木村沙織主将達が口を揃えて言うように厳しいと
しか言いようがない。
とりあえず昨日のオランダ戦は出場権獲得後の試合という事から
若手セッターの田代や鍋谷に丸山ら若手を起用しフルセットで勝ち
切ったものの、相手のオランダも既に出場権を獲得しており本番で
同じように勝てるとは限らないし活躍した若手達もプレッシャーの
かかる試合で昨日のようなプレーができるという保証はない。
五輪では参加12か国が2つのグループに分かれて上位4か国同士が
ベスト8を戦うというお馴染みのしすてむだが新聞によれば開催国が
1番目にシードされ、世界ランキング上位から順番になるという事で
日本は開催国で五輪3連覇を狙うブラジルと4位のロシアに9位の韓国
と12位のアルゼンチンと同じグループらしい。
こうなるとブラジルやロシアには勝てないだろうから韓国やアル
ゼンチンらに確実に勝つ必要性があるが、別グループにはアメリカ
と中国がいるしセルビアなども入っているので4位以内というのも
厳しいだろうし、仮に4位通過しても世界ランク1位のアメリカと
ベスト8の初戦で対戦する事になりそうだから監督や木村沙織の言
う言葉は真実である。
セッターは竹下佳江が3大会連続でレギュラーを務めていたので
宮下だけでなく田代あたりでも経験不足で厳しいと思うし、韓国
戦で右手小指を痛めた木村沙織が続くタイ戦でも出ざるを得ない
という事になったのなど象徴的だ。
リオで結果を残すと共に4年後の東京で勝つためにという使命を
背負わされている女子バレーだから世代交代も続けざるを得ない
わけで、それゆえチームは活性化するかもしれないが韓国戦やタイ
戦のように苦境に陥った時が怖いというリスクがある。
という事で6月に行われるワールドリーグで どこまでレベルを
上げる事ができるかという事になるだろう。
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高校野球ネタ以外では 初めてコメントさせて頂きます。
私もスポーツ観戦（テレビでですが)大好きで 果たして女子バレーはオリンピック出場権獲得なるか、ハラハラドキドキしながら見ていました。
タイにあんなに苦戦するとは思ってもいませんでした。
第5セットの ６点差をひっくり返すとは
報徳学園もビックリですよね。
最後はタイ首脳陣のイライラのおかげで勝利したような感じもして タイの選手達が ちょっぴり気の毒に思いました。
初めのレッドカードは 先にイエローカードが出て その後もごたごたしたのでレッドカードがでましたよね。
が、二度目のレッドカードは いきなり出たような気がしました。あれで日本にマッチポイントが入ったわけですから なんとなく後味悪かったです。
タイも２大会連続で あと少しの所でオリンピック出場権を逃してますね。４年後は東京に来て欲しいと思います。
明日からは男子ですね。女子以上に厳しいですが 石川はじめ 若手に期待しています。
ジャンルが違いますが 私も稀勢の里応援しています。
来場所こそ優勝→横綱と 一層奮起して欲しいです。
私の世代は男子はミュンヘン、女子はモントリオールでの金を生で見ていますし世界一を目指すという志の下に結束していた感が画面から滲んでました。
ところが最近はプロ化を諦めた90年代半ばから弱体化していき女子でも本来なら宿敵はロシアなのに‘宿敵・韓国’などと言う始末ですから、これではタイ相手に好ゲームを展開してしまうわけですね。
ちなみにタイの監督のイライラはイタリアの監督が大人の対応をしていたのと比べれば、正直いって同情の余地はないと思いますよ。