ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
初めての親子ゲンカ
4年ほど前の今頃、長男は1歳になったばかりの頃だがそろ
そろ自我が出て来ていた。
前記したように1月の成人式が終わった後は店は一気に暇に
なる。しかもこの日は朝から雪が降っておりとてもじゃないが
お客さんが早く出てくる事もない状況だった。
そんな時に事件は起きた。
我が家の朝食は休日以外はご飯と味噌汁の和食だ。これに納
豆や大根おろし、味付け海苔などが出るのだが、長男はパンが
好きなのだ。
8:00営業開始だが、当時我々が朝食を食べてから営業開始す
る頃に長男を起していた。
店の掃除の残りをやっていると長男の声がする「○○はパン
食べたい!」「パンがいい!」どうやら駄々をこねているようだ。
女房が食べさせようとするが泣きながら「パンがいい」を連呼
するので掃除を切り上げて父に店番を頼んで裏に行った。
「キサマ、何わがまま言いよるか!用意した物をちゃんと食べ
ろ!」とどなりつけた。すると長男はいよいよ派手に泣くではない
か、「食パンがあるから焼いてやろうか」と女房が耳打ちしたが
「食べさせたらクセになるからダメ!絶対にご飯を食べさせる」と
宣言した。
これを聞いた長男はいよいよ大泣きする。
私は長男の前に正座して座って睨み付け「サァ食べろ」と言い
更に大声で泣く長男に「もう終りか?派手に泣かんか!」と焚付け
る。この睨み合いが1時間近く続いただろうか、女房は台所から心配
そうに覗いていた。
すると父が店から顔を出し「おい、そろそろ店に行っとけ。コイ
ツもオマエと一緒で頑固者やからオマエがおったら意地でも食べん、
店に行ってほとぼりを冷ませ」と言う。店に行って10分ほどして父が
様子を見に行くと「お母さんとしっかり食べようぞ」と言った。
それを聞いた私は頃合いを見て覗くと「パパ、ちゃんと食べたよ」
と言うので「そうか、お利口さん」と言って頭をなでてやった。
さすがは父だ、年の功で上手く納めてくれたと感謝している。父が
いたからこそこのケンカもできたわけだ。
1時間後に出勤してきた母はそれを聞いて怒る。「何でパンを食べ
させんやったと?子供が好きな物を食べさせてやればいいのに」と
言うのだ。もっとも母は私を育てていた時はむしろ私のような事を
していたのに・・・やはり孫はかわいいのだろうと思った。
しかしあそこで妥協していては子供からナメられる、‘大泣きした
ら親は言う事を聞いてくれる’と思われたら後々大変な事になる。
パンを食べたい気分の時があるのは分るが決して体調が悪くもない
のだからケジメを付けさせないとという信念で心を鬼にしてやった事
で一片の後悔もしていない。
因みに長男はあれ以来女房にわがままは言っても私には絶対に言わ
ない。
そろ自我が出て来ていた。
前記したように1月の成人式が終わった後は店は一気に暇に
なる。しかもこの日は朝から雪が降っておりとてもじゃないが
お客さんが早く出てくる事もない状況だった。
そんな時に事件は起きた。
我が家の朝食は休日以外はご飯と味噌汁の和食だ。これに納
豆や大根おろし、味付け海苔などが出るのだが、長男はパンが
好きなのだ。
8:00営業開始だが、当時我々が朝食を食べてから営業開始す
る頃に長男を起していた。
店の掃除の残りをやっていると長男の声がする「○○はパン
食べたい!」「パンがいい!」どうやら駄々をこねているようだ。
女房が食べさせようとするが泣きながら「パンがいい」を連呼
するので掃除を切り上げて父に店番を頼んで裏に行った。
「キサマ、何わがまま言いよるか!用意した物をちゃんと食べ
ろ!」とどなりつけた。すると長男はいよいよ派手に泣くではない
か、「食パンがあるから焼いてやろうか」と女房が耳打ちしたが
「食べさせたらクセになるからダメ!絶対にご飯を食べさせる」と
宣言した。
これを聞いた長男はいよいよ大泣きする。
私は長男の前に正座して座って睨み付け「サァ食べろ」と言い
更に大声で泣く長男に「もう終りか?派手に泣かんか!」と焚付け
る。この睨み合いが1時間近く続いただろうか、女房は台所から心配
そうに覗いていた。
すると父が店から顔を出し「おい、そろそろ店に行っとけ。コイ
ツもオマエと一緒で頑固者やからオマエがおったら意地でも食べん、
店に行ってほとぼりを冷ませ」と言う。店に行って10分ほどして父が
様子を見に行くと「お母さんとしっかり食べようぞ」と言った。
それを聞いた私は頃合いを見て覗くと「パパ、ちゃんと食べたよ」
と言うので「そうか、お利口さん」と言って頭をなでてやった。
さすがは父だ、年の功で上手く納めてくれたと感謝している。父が
いたからこそこのケンカもできたわけだ。
1時間後に出勤してきた母はそれを聞いて怒る。「何でパンを食べ
させんやったと?子供が好きな物を食べさせてやればいいのに」と
言うのだ。もっとも母は私を育てていた時はむしろ私のような事を
していたのに・・・やはり孫はかわいいのだろうと思った。
しかしあそこで妥協していては子供からナメられる、‘大泣きした
ら親は言う事を聞いてくれる’と思われたら後々大変な事になる。
パンを食べたい気分の時があるのは分るが決して体調が悪くもない
のだからケジメを付けさせないとという信念で心を鬼にしてやった事
で一片の後悔もしていない。
因みに長男はあれ以来女房にわがままは言っても私には絶対に言わ
ない。
コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )
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よいのです、出されたもの食べさせておけば。
その方が将来モテル男になると思いますw
うちには「あっちがいい」てわがまま言われても、
出すも出さないも常備してませんから、
「これしかない。( ̄_ ̄)」で終わりですw
たくましいお母さんですね。あの時に女房が怒って強引にパンを持って来たらマズイとヒヤヒヤしてました。子供の前で意思不統一は付け込まれますし。
うちもそんな時は『ないもんはない』と一蹴するか
ゲンコツですね。
でも今年で小学生の息子はだいぶ聞き分けが良くなって来ました。
あとは娘のほうが・・・まぁ根気良くいきます(笑)
確かに、最初に認めると後が収拾が付きませんので。
まぁ息子だからできるという事もありますけど、3人目が娘だったらできるかな?