侍J“欠落”埋まらず…素直に喜べない吉田正の大爆発 「左打者」「右投手」に“偏重”
春の侍ジャパンシリーズとして先週末に京セラドームで行われた
日本代表チームとメキシコ代表チームとの2連戦は、1勝1敗で終了
したわけだが興行的な側面が強過ぎて今ひとつ楽しめなかった。
レギュラーシーズン開幕前の今の時期に代表チームの親善試合を
組むのは大変なようで、広尾晃氏のブログによれば今の時期に国際
試合を組めるのはメキシコか台湾ぐらいとの事だから貴重な機会に
も拘わらずプレシーズンマッチたけなわの国内でも主力選手の招集
は難しい事から若手中心になったようだ。
つまり代表等落選上の選手達のサバイバルセレクションマッチと
いう位置付けの連戦になるわけで、格好なスパーリングパートナー
であるメキシコ相手の試合は妙に低調なもの。
特に初戦など複数得点を取れるはずが点を取りあぐねた挙句、終
盤に逆転負けするなど負け試合の典型のようなもの。
更に2試合目も初回に吉田正尚の満塁HRが出た後はグダグダでイ
ニングを消化している感が強く、少なくとも真面目に金を出して観
戦するような試合ではないと実感したのだった。
しかも運営的にも19:00試合開始にも拘わらず間延びする展開で
5回終了時点で2時間を過ぎるというダラダラゲームだったし、合間
には高校のブラバン部がグランドでパフォーマンスを見せるなどイ
ライラ度を増幅させる演出まであったという。
こういった試合を地上波で中継するぐらいならレギュラーシーズン
の試合を中継した方がよっぽど面白いわけで、こういったダラダラ
感満点の試合内容はライトなファンを遠ざける事はあっても引き付
ける事はないだろうと実感した次第。