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情報操作が合法化されているネクサスの世界

 ウルトラマンネクサスという作品は続き物という事で伏線が張ら
れているのだが、バグバズン編で早くも製作側のミスリードに引っ
かかる事に。

 それはバグバズンが潜む廃工場に少女・里奈が迷い込んでしまう
のだが、TLTはナイトレーダーに里奈の命を無視してまで作戦を
遂行させようとする。

 これまでのウルトラなどのヒーロー作品ではタブーだった任務
のためには手段を選ばないというTLTの非常さをアピールするEP
だと思わせたし、当然ながらギリギリまで里奈を救おうとする
孤門と任務の遂行に拘る凪の対立まであったのだが意外にも違う
結末に。

 それはダーク・ファウストから妨害されて現場に間に合わない
ウルトラマンを尻目にバグバズンを倒して里奈の救出に成功し、
めでたしめでたしと思われたのだが ここで登場するのがビース
ト被害者の記憶を消去する組織・メモリーポリス。

 ペドレオン編ではナイトレーダーがペドレオンを殲滅した後
ホワイトスイーパーと呼ばれる白い防護服を着用した部隊が、
ペドレオンの細胞を回収し現場を元通りにするシーンがあった。

 結果的にビーストに襲撃された里奈はメモリーポリスに収容
された後に記憶消去措置を取られていたのだ。

 つまりウルトラマンネクサスの世界ではビースト被害者の
記憶を消去し、TLTが情報操作をしているというとんでもない
状態だったというのを視聴者は思い知らされるわけだった。

 リアリズムに徹した謎の円盤UFOでもUFO事件に絡んだ民間
人の記憶を防衛組織SHADOOが消去するという形だったが、ネ
クサスもこれと似た世界を作り上げていたのだった。



 

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