ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
走り回る巨大ヒーローに違和感
ウルトラマンレオ全51話の中で印象的なEPの1つがウルトラの
星がウルトラキーを失い地球と衝突しそうになるババルウ星人編だ。
このEPではウルトラ兄弟とレオ兄弟が同時出演という豪華版に
なっているものの最初に見た時から感じていた違和感が、ウルトラ
マンガイアを見て ようやく分かった。
それは このEPで(特に)ウルトラ兄弟が走り回っている事。
冒頭でウルトラタワーが破壊された事からセブンとタロウ以外の
ウルトラ兄弟が、地下シェルターのような所から1人づつ出てきて
走って現場に駆けつけるシーンから始まり やたらと走るシーンが
目立つのだ。
基本的にウルトラ兄弟の体重は3万5千トンという事だから、そう
いう巨体がドカドカ走り回ると地面への衝撃が凄いしウルトラの星
のみならまだしも地球でも同じようなシーンがあるのだからたまら
ない。
ウルトラマンガイアではOPでガイアが着地する時に衝撃で土煙
などが豪快に跳ね上がるシーンがあるし、ガイアやアグルが走る
シーンでも同じく土煙などが跳ね上がっており3万トンを越す巨体
の地表への衝撃度を演出している。
昭和の作品では予算の関係などもあって、そこまで丁寧にはでき
なかったのは理解できる。
そこで同じくウルトラの星が舞台になった大怪獣バトルの劇場版
では当時我々視聴者がやって欲しいと思っていたウルトラ兄弟達が
移動する時に空を飛んでスタッと着地するパターンになっていたの
だろうと思うし、これこそが円谷サイドもババルウ星人編のリベン
ジだったのかもしれない。
これを見てもレオなど第2期シリーズにはアイディアは悪くない
ものの、予算の関係で残念なできに終わった作品が幾らでもある事
が分かる。
もっともババルウ星人編など突っ込みどころ満載だから、それは
それでいいとも思えるのだが・・・・・
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因みに「アイアンキング」の15話でも走り回るシーンがありましたが、土手でのロケだったたために巨大感が無くなってました…
やはりオイルショックによる材料費の高騰というのが
最大の敵でしたからね。
今のようにCGがあればまた違ったでしょうけど。