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岩戸神楽に ついて

 早いもので地元の祭りから1週間が経つ。

 コチラの祭りでは神輿や引き山笠が出るのだが何といってもハイライトは土曜
日の夜に行われる岩戸神楽。


 駅前の お祭り広場で18:30から3時間近くかけて行われるので営業終了後に
必ず子供達を連れて行っていたのだが、過去2年間雨に たたられたため昨年
から商店街の空き店舗で行うようになった。


 神楽の踊り手が米粒を盛ったザルを両手に踊ったり刀を持って踊るのだが最も
人気があるのが四鬼神の舞いで、4人の鬼が子供を抱く事によって抱かれた
子供は1年間病気をしないという言い伝えがあるので小学校低学年までの子供
達を連れた親や祖父母が多く詰めかける。


 やはり小学校低学年の子供達にとって赤鬼や黒鬼は怖いようで抱かれて泣き
叫ぶ姿を毎年見ていて、ご他聞に洩れず我が家の子供達も洗礼を受けているし
特に娘などは‘鬼が出るから祭りは嫌’とトラウマになっていた。


 今回 息子達を連れて行ったのだが長男は最初から神楽に興味津々で見て
いたのに対し次男は‘鬼が怖い’という事で祭り広場の鉄心太鼓の競演に私が
連れて行き一緒に見ていた。


 途中四鬼神の舞いのタイミングで会場を覗くと今年も鬼に抱かれて泣き叫ぶ
子供達が多く見られ、終了後に‘もう鬼は抱きに来ないぞ’と次男を迎えに行った
のだった。


 それから釣竿で床の鯛を釣り上げる神楽などがあった後に最終演目の岩戸
開きになる。


 鬼が天の岩戸を必死に開けようとするが なかなか開かずに最後になって
ようやく開ける事に成功すると中には神棚が祀ってあり、笛や太鼓での囃し方も
岩戸の中の神棚に向かって拝礼・参拝を行い無事終了。


 その後は神楽に参加した関係者達が一斉に袋入りの紅白餅を撒いてくれた
ので、それらを拾って抱えながら帰途に着いた。


 実は長男は一昨年最後まで見ているので どんなものかは知っていたようだが
今回は次男も一緒に興味津々で いつも見ている三毛猫ホームズの始まる
時間になっても帰ろうとせずに見入っていたのだった。


 こういう古典芸能は子供の頃から馴染ませていると地元の歴史などに興味を
示す事になると思うので、スケジュールの許す限り毎年見せたいと思うのだ。


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