昨年10月からBSジャパンでOAされているスパイ大作戦は
12日からシーズン4に入った。
シーズン4の特徴は変装の名人であるマーティン・ランドー
演じるローラン・ハンドと美貌を武器にするバーバラ・ベイン
演じるシナモン・カーターが降板し、変装の名人としてレナード
・ニモイ演じるアメージング・パリスが加わった一方でヒロイン
がいないという事。
シーズン1でリーダーだったダン・ブリッグスが2からジム・
フェルプスに替わった時は大して違和感がなかったのだが、今回
のように男4人+女1人から男4人になったのは違和感満点だ。
アメージング・パリスを演じたレナード・ニモイは個人的には
スタートレックのバルカン星人・Mrスポックのイメージが強く、
声も久松保夫だったのだがローラン・ハンドの納谷悟朗が引き続
きパリスを演じているのも然り。
これはダン・ブリッグスの存在感がジム・フェルプスに比べて
今ひとつだったのに対し、ローラン・ハンドやシナモン・カーター
の活躍度は目立っていたのが大きいだろう。
面白いのが裏方系のバーニー・コリアーやウィリー・アーミテ
ージの頭脳派&怪力コンビはシーズン7まで交代なしだった事を
考えると、この2人は絶対に必要だったキャラなのだろうと思う
し彼ら抜きのスパイ大作戦は考えられないわけだ。
スパイ大作戦もシーズン3まで3年を擁しているので、さすが
に4年連続で同じメンバーというわけにはいかないだろうから今
回のような交代はしかたないとは理解しているものの違和感は拭
えない。