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ニューオリンズ スーパーボウル初制覇

セインツが初制覇=創設43年目、コルツに競り勝つ-NFLスーパーボウル(時事通信) - goo ニュース

 今日マイアミで行われた第44回スーパーボウルで、試合前の予想では不利
と言われたNFC王者のニューオリンズがAFC王者のインディアナポリスに
31-17で逆転勝ちしスーパーボウル初出場で初優勝を飾った。

 第1シード同士の対戦で共にQBを中心にした強力オフェンスを武器にする
両チームだが、3年前に同じマイアミでスーパーボウルを制覇したインディ
アナポリスが有利だという予想だった。 

 実際 第1QはインディアナポリスがQB:マニングの活躍で1stドライブで
FGを決めると、更にTDを追加して10-0とリードを広げる。
 ニューオリンズは全体的に硬さが見えて持ち味の攻撃が機能しなかった
が、第2Qに入ると ようやくペースを掴み2本のFGを決め 10-6と追い上げ
て前半終了。 

 特に第2Qの終了間際にゴール前で4thダウンギャンブルを仕掛けた
ものの失敗、しかしゴールラインを背にしたインディアナポリスのオフェンス
を3&アウトに封じてパントに追い込むと ほぼセンターラインからのオフェンス
に持ち込んでFGを決めたのだ。

 確かに4thダウンギャンブルのシーンでFGを狙ってもよかったが仮に10-6
にしてもマニングなら少ない残り時間で1FGを返されて13-6で終わるリスク
があった。

 とはいえインディアナポリスの自陣ゴール前からのオフェンスを 3&アウト
に封じる事ができるというギャンブルで、仮に1stダウンを更新されていたら
10-3のままだったわけだ。

 後半はニューオリンズのキックオフで始まったが何とオンサイドキックを
仕掛けて成功させて攻撃権を取ると、そのままチーム最初のTDを決めて
13-10と逆転する。

  とはいえインディアナポリスも直後のドライブでQBマニングからDクラーク
へのパスとJアダイのランの組み合わせで1stダウンを更新して最後はアダイ
のTDランで17-13と再逆転。

  その後ニューオリンズもFGで3点を返して1点差に追い上げて第4Qを
迎える。
 ここでインディアナポリスは一旦4thダウンギャンブルを成功させるものの51ydの
FGを失敗すると、直後のオフェンスでニューオリンズが TDを決めて
逆転し2ポイントコンバージョンもチャレンジの末に決めて 24-17で残り5分
となる。

 こうなると最低でもTDが必要なインディアナポリスはマニングを中心にした
オフェンスでゴ残り3分半で25ydまで迫ったもののパスを痛恨のインター
セプトされただけでなく、リターンTDまで決められ31-17となり勝負は
決まった。

 インディアナポリスの誤算はディフェンスの要だったDEのDフリーニーが
ケガのため第2Q以降は今ひとつだったのでQBブリーズにプレッシャーが
かからずにオフェンスできた事。

 とはいえ第2Q終了間際の4thダウンギャンブルと、第3Q最初のキックオフ
をオンサイドキックにして攻撃権を奪取できた2つのギャンブルプレーが成功
したのが勝敗を分けたと思う。

 ハリケーン・カトリーナの災害で被災したニューオリンズの市民を勇気
づけるスーパーボウル制覇だったろう。

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