葛西個人戦開幕戦5位 2本連続好飛躍で日本勢トップ
野球のプレミア12が終わり12月が近くなるとウィンタースポーツ
シーズンになり、ノルディックスキーのジャンプもW杯がドイツの
クリンゲンタールで開幕した。
今シーズンは五輪や世界選手権がない4年に1度の年だからこそ
W杯のみに集中できるわけで、日本としては葛西紀明や伊東大貴に
竹内択というお馴染みのメンバーに割って入れる若手選手に出て
きて欲しい年でもある。
開幕週は団体戦と個人戦が1試合づつ行われ団体戦は4位で、個人
戦は葛西紀明の5位という結果だった。
相変わらず‘レジェンド’葛西が日本では中心になるのは凄い
ものの、そろそろ葛西を脅かす若手が出てきて欲しいし特に夏の
GPで個人総合優勝を飾っている作山憲斗や若手の小林潤志郎らに
期待していたのだが…
個人戦を見てみると葛西の5位が最高で伊東&竹内のコンビは12位
と16位、栃本翔平は2回目に進めず作山と小林の若手2人は予選
落ちだったのを考えるとチーム内の序列は変わらないという事。
とりあえず開幕したばかりでシーズンは長いので年末年始の
ジャンプ週間前ぐらいから調子を上げていけばいいと思うし、
地理的なハンデなども考慮すれば開幕週のこういう成績でも
文句を言う筋合いではないかもしれないが葛西以外のソチ組
には もう1人ぐらい1桁順位に入って欲しかった。
特に今シーズンは夏のGPで個人総合優勝した作山のポテン
シャルは高そうだから期待したいし、別格の葛西は別として
伊東や竹内の間に割り込んで2番手争いに食い込むぐらいの
成績を見せて欲しいものだ。