OOOの暴走といえばクウガを思い出す

　今回の仮面ライダーOOOのEPではOOOとグリードの話が語られていた。

　800年前に世界を支配する事を欲した王が様々な生物の力で作られたメダルを
取り込み神に近い存在になろうとしたものの、王はOOOの力を使い過ぎて暴走
したという。

　これを見たときにクウガを思い出した。

　クウガでは金色の力が覚醒すると強くなる度に装着者の身体をアマダムが
侵食して、最後は戦うためだけの生物兵器へと変貌させる。
　つまり優しい心を失い、憎しみの力によってグロンギのボスであるダグバと
同じ存在になるというのだ。

　憎しみの力のみという事はOOOの世界では己の欲望のみという事になる。
　800年前の王がOOOの力を使い過ぎたという事は己の欲望が暴走したという
事になるのだろう。

　クウガの場合は凄まじき戦士であるアルティメットフォームになるのを雄介
自ら封印していたがダグバの前に叩きのめされ、アルティメットフォームになる
事を決意するものの人々とその笑顔を守ろうとする心を最後まで失わなかった
ので暴走せずに制御できて最後はダグバを倒したのだった。

　ならばOOOでも変身する火野映司が試されていくのだろう。
　既に伊達から‘あんな話を聞いといて気軽にコンボをやるな’と警告されている。

　つまり最強コンボがアルティメットフォームの様な感じになるのだろうか？

　番組開始当初から火野映司と五代雄介はキャラ的に被る感じがしていたが、いよ
いよクウガ的な展開になってきた感じだ。