山登りビギナーのために

 昨日3歳になる次男と、5歳になる甥っ子の2人を英彦山
デビューさせた。
 実は英彦山は、けっこうキツイ山なので長男を初めて
連れて行った時は上りの3分の1を抱っこして上がった。
 それでも当時3歳になる前に3分の2を上れるのだから、
大したものだと思ったが問題は下りだ。
 石段の段差が急で傾斜もキツイため、上りで足を使って
いると降りがけは足がガクガクして大変だ。
 ましてや3歳にならない長男をそんな状態で降ろさせると
危ないので当然のように抱っこしてやらざるを得ない。
 ただ抱っこした私自身が足にダメージを溜めているので
かなり危険で、何度か抱っこしたまま尻餅をついた事があ
るのだ。
 
 今回は2人もデビューさせるわけで、さすがに2人を抱っこ
して下山するのは厳しかった。
 そこで考えたのが奉幣殿ゴール作戦。
 
 これは駐車場から奉幣殿への上り口まで歩いて、先に下山
してそこから上って奉幣殿まで行く。
 
 英彦山に上る前に‘胸の観音様’に足慣らしで、息子達を
連れて行ったときに、ここの駐車場から1㌔ほど歩いただけで
頂上になるので一旦下ってから上る事を思いついた。
 今回の英彦山デビュー作戦は、そのやり方を元にしたもの。
 実際坂の上りと下りは、上りの方が心肺的にはキツイものの
筋肉にはダメージはない。
 反対に下りは足にモロに体重がかかるので、ダメージが溜ま
りやすい。箱根駅伝などを見ていても選手がブレーキを起すの
は、圧倒的に上りより下りの方が多いのだ。
 だから甥っ子のH君には‘もっとゆっくり降りろ’と言って
いた。
 次男は調子に乗って‘自分で歩く’と言いつつも、しっかり
転んだりしたし、H君も上りになるとかなりキツそうだった。
 やはり下りは筋肉にもの凄い負担がかかるのだ。
 私も降りる時だけで太腿が張っていた。
 
 幸い奉幣殿の上り口からは、石段に手すりが付いているので
大いに助かる。
 それと大事なのは水分補給。
 特に上りがけに喉が渇いてお茶をがぶ飲みするケースがある
けど、これをやると腹がチャプチャプなって大変だ。
 そこで喉が渇く前に水分補給をする。
 スタート前に一口づつお茶を飲ませて、上り坂の場合は3分
歩いたら一旦1分間休んで3分歩き、次の1分休憩の間にお茶を
また1口づつ飲むのだ。
 こうすれば水分をがぶ飲みして、コンディションを崩す事は
なくなる。
 水分補給のお茶は凍らせておいて、溶けた分だけ飲むと冷た
くて美味しいのだ。
 
 これから夏休みに入り山登りをする事もあるだろうから、
よかったら参考にしてください。
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