オオタカの撮影を行っていると、必ずと言っていいほど同じ森にノスリが現れる。 私の住む地域ではノスリは秋口に現れ、春遅くに去って行く。
ノスリはオオタカより一回り大きい猛禽であるが、なぜか余り人気が無い。 おそらく茶色っぽい体に、黒目がちなおっとりした顔立ち。 動作が緩慢で、飛んでる鳥などは捕まえられそうに無い。 トビの様にのんびりした鳴声。 などがその理由だと思われる。
田んぼでカエルを捕まえたりして、行動はどちらかというとサシバに似ている。
オオタカの捕った獲物を奪ったりするので、気は強いようだが、一度オオタカの巣に近付き、オオタカに頭を蹴られ、あわてて逃げたところを見たことがある。 なかなか愛嬌もある。
いつも脇役に回ってしまうノスリだが、いつか繁殖なども観察したいと思っている・・・・。 (写真を沢山撮っているので下記に掲載する。)
ノスリの色々な姿。