長年の目標を達成し、オオタカの撮影は一応終了した。 今年は新たなテーマを、模索することになるだろう。 年々体力の衰えを感じているので、体力と相談をしながらになると思う。
ただ、希少種指定解除後のオオタカの動向が気になっており、今後もどこへ向かうのか注視しようと思っている。 やはり長年の観察から、オオタカが増えたとは思えないのである。 撮影感覚では、一時増えたと感じたが、最近は減り続けていると感じている。
かつてツミが、一時都会に進出して増えたが、その後減り続けていると聞く。 オオタカもその後を追っているのではないかと感じているのである。
また、ゲームなどを象徴とする、バーチャルリアリティーの世界が急速に進歩している。 それはそれで素晴らしいことなのだが、自然と言う最も身近な現実の世界も、大切にしてほしいと思うのである。
それには、それを未来に残して行くべき子供達や若い世代に、身近な自然に対する興味や楽しさを、どうやったら伝えられるのだろうと、考えなくてはならないのだろう。
次の世代が関心を持たなければ、身近な自然や生き物たちは、消滅に向かってしまうだろう・・・・。
頭をのぞかせる富士山。