毎年渡りの季節になると、近くのある林で撮影を行っていた。 撮影するのは私一人、静かな場所であった。
だが近年、林を整備し桜の枝を切ってしまった。 一度に3~4羽来ていたツツドリや、他の渡り鳥も余り見かけなくなった。
しかたなく違う場所に行ったが、バードウォッチャーやカメラマンが沢山居て落ち着かない。 私は観察しながら一人で撮影するタイプである。 鳥たちが面白いしぐさなどすると、見入ってしまい撮影を忘れてしまう。 悪い癖である。
身近で親しんで来た自然がだんだん無くなり、鳥相が薄くなっていくことにあせりを感じる。 早く沢山写真を残しておかねばと。 私自身にも撮影できる時間に限りがあるのだから・・・。
ツツドリ。黒っぽいので幼鳥だろう。
チラッと見えたキビタキ♀。
流れに降りたツミ。