以前は、ネッタイミノカサゴと紹介しておりましたが、どうやらこの界隈で観察されているのはミズヒキミノカサゴの方が多く、相違点が分かってしまえば、水中でも見分けがつくようになります。
ただし、幼魚期は糸状に伸長する胸びれの縞模様が鮮明でないため、糸状になっていない基部の水玉模様がある無しで見分けた方が良さそうです。
沖堤の2カ所でコガネスズメダイを観察していますが、この子は底に居る方の子です。
いつもこの組み合わせで見るので、クリーニングステーションとして使っているのだと思います。
水深20mの方の個体は尾鰭が白くなっていないので、違う種なのかと思ったら、成長過程でこのようになることもあるのですね。勉強をさせていただいております<(_"_)>
普段は3月ころから産卵が見られますが、今年はスタートが少し遅かったように思います。
行動を観察すれば、単体でも雌雄が分かります。ペアの場合は、小さい方がメスです。
この画像の個体は、オスの行動をしていました。
どんな行動かは、色々な方向からアプローチすると分かります。
このヒラメ(実際はダルマガレイの仲間)を見ると初夏だなぁ〜って思います。
名前の由来は、胸びれの下部に青い斑紋があことからと言われていますが、そんな個体を見たことがありません(笑)。でも個体はチョットだけその傾向が現れています。
この周辺だけでも7〜8個体はいます。ペアリングしている個体も2カ所で見ました。
ぼちぼち、海藻が枯れ始めているので、ナチュラルな写真を撮りたい方は今がチャンス!です。
サガミツノメエビが去り、ミズヒキガニが出てくると徐々に個体が減り、このホストは遂に2個体だけになってしまいました。テナガカクレエビ属の1種。そろそろ名前ついているのかな。
浅瀬が6mぐらいまで濁っているため、底は真っ暗です。
昨日までは、まぁまぁの透明度でしたが、G.W.直前にこれかぁ〜(苦笑)
とは言え、暗さのお陰でキサンゴが奇麗に咲いているのが救いでした。
大潮に向かっているので、入れ替わってくれる事を願います。
先週は、この周辺に数百のフレリトゲアメフラシが分散して電車ごっこしていましたが、
今はこのミヤコウミウシだけになってしまいました。
この個体も産卵をすると移動すると思いますが、斜面の終端なので暫く居てくれると良い
のですが。まぁこちらの思惑通りににはいかないので、明日には姿をくらましているかも
知れません。
ご近所ダイバーズの話しでは、イッサイフシエラガイが出たとの情報がありました。
出現率の高そうな場所に行ってみます。
ほぼ直感でしたが、ヤギの先端が折れ曲がっていて気になったんで凝視してみると、あら?
初見っぽいウミウサギガイの仲間が付いていました。
アヤメに見えない事もないのですが、チヂワぽくも見えます。チヂワはず〜っと捜していた
ウミウサギガイの仲間なので、だったらいぃな〜と思うG.W.の前半戦なのでした。
そろそろかなぁ〜とおもっていましたが、産んだばかりの卵塊を確認しました。
この倍の卵塊も周囲にはあり、産卵個体も観察しましたので、これからコンスタントに
産卵が増えると思います。
このような情報をあげると勘違いをする人が少なからずおりますが、この画像に写って
いるラインを増やすための投稿ではありません。
今日もラインの回収をしましたが、私のダイビングの時間は、そんなことのためにある
のでは無いのです。