UNDERWATER

水面下で秘密裏に行われる話題をチョイス!

回遊魚

2017-09-30 18:02:43 | 水の中
沖堤に着くと、いきなり横殴りの雨のようにイワシの大群が
通り過ぎました。



その直後、イナダの大群が多分、追い回しているのだと思い
ますが爆泳してゆきました。



暫くは、サクラダイの産卵の観察...なんて、優雅な場合
ではなく、上を下への大騒ぎでした。

斜面に戻ってくると、今度はカンパチの群れに遭遇しました。
こちらは、何かを追っているわけではなく、捜している雰囲気
でした。



私が潜った時間帯は、それほど透明度も悪くなかったので、
ワイドでめ〜いっぱい!寄って撮影しました。

サクラダイは、14時ころから兆候が見られ、それ以降で
爆発しています。

その模様は、10/7の「世界の海ブログ」でお伝えします。

ざっと数えて50匹

2017-09-24 18:23:57 | 水の中
現在、水深15m付近にアカオビハナダイのオスが
群れています。その近所にはメスの群れが2カ所
ありますが、この水深では活発なディスプレイは
行われていないようです。
この1段下の20m付近では、5〜6匹のオスが
婚姻色バリバリで産活しています。

現在の沖堤は、カンパチ・イナダの海遊魚系の魚と
餌になりそうなイサキ・アジ・タカベが群遊して、
息苦しいくらいの密集度です。

水温は26度になり3mmではちょっと厳しくなって
きました。
来週から、5mmかな。

キトキトの天の川

2017-09-20 18:37:28 | 水の中
サクラダイの一斉産卵を観察して戻ってくると
通称ストーンサークル(最近はあまり呼ばれて
いませんね)では今年の夏に生まれたネンブツ
ダイの幼魚が帯状にキラキラしていました。

川のように雲のように変化する彼らの行動は、
命のダイナミズムです。

雄化

2017-09-15 11:32:37 | 水の中
6月の後半から、雄化が進行をしてゆき、ほぼ繁殖に備えた数が
揃ったとみえて、雌の数が目立たなくなりました。
この後、雌が密集化するサクラ玉が見られるようになり、待望の
産卵が始まります。
来週末から、再来週あたりで、一斉産卵の観察が期待されます。
この嵐の前の静けさが、その状況を物語っているようでした。
まぁ、リアルに嵐も近づいてきていますので、この連休の無理は
禁物だと思います。

きたいが膨らむ

2017-09-12 18:21:10 | 水の中
アカオビハナダイは30個体ほどのオスがタガが外れたように
ディスプレイを繰り返していますが、それとは対照的にサクラ
ダイは、まったりとしておりました。
産卵前の最終型ともいえる「サクラ玉」(メスに顕著な傾向が
あります)がまだなので、ここから大潮に向かう潮周りで出る
のではないかと期待しております。

ナイトカラー

2017-09-02 08:54:46 | 水の中
夜になると色が変化したり、質感が変わって見えたりする
海の生き物は多いようですが、このトガリモエビの変化は
また格別です。
しかも、この個体は卵を持っているので、その透け具合も
更に良いアクセントになっています。