UNDERWATER

水面下で秘密裏に行われる話題をチョイス!

繁殖力

2007-12-29 11:44:01 | 水の中
見慣れてしまった光景だったので、それほど深く考えずにおりましたが、よくよく考えてみると「こりゃあすげー!」って事に気が付きました。(っというか、教えてもらったのですが...)
ウミウチワの卵を産みつけるツヅミガイの仲間は、産卵の際に表面を削り取ります。あまりにも深く削ってしまうと再生ができなくなってしまいます。そのような状態が長く続くと、センナリスナギンチャクの仲間が着床して、増殖してしまいます。そしていつの間にか、骨格はウミウチワで表面がセンナリスナギンチャク...ってことになってしまいます。
うぅむ。まだまだ見えていないことって沢山あるんだろうなぁ?と考えさせられるできごとでした。

明日から3日まで仕事はお休みになりますので、頻繁に更新できませんが、来年もまたよろしくお願いいたします。では、良いお年をお迎えください。

イボイソバナガニ

2007-12-28 14:48:11 | 水の中
久しぶりの甲殻類ネタです。
長い事、エビカニのネタが掲載されていないことに気が付き、急遽...。(汗)

オスは度々見ていましたが、メスの登場は久しぶりです。キミシグレやビシャモン、ムチカラマツエビでも...っと捜していると、バッタリ遭遇しました。なかなか良い個体です。

オスも来てくれると...なお良いですけどねぇ。

ピラミッド

2007-12-27 10:04:12 | 水の中
ウミウシ系の産卵が徐々に始まっています。それにともなって、繁殖関連行動も見られます。
フリトゲアメフラシが数珠繋ぎになっていたり、アワシマオトメウミウシが重なり合っていたり...なかなか興味深いものがあります。
潮の流れの速いときは、アメフラシの仲間が沢山舞っています。暫くすると浅瀬には、モンブランケーキのような卵がそこかしこに産みつけられるでしょう。

成長する幼魚

2007-12-25 08:02:58 | 水の中
何びきかいるようですが、どれも徐々に成長しています。
確か、この個体に気が付いたのは、1ヶ月ほど前だったと記憶していますが(本当に同じ!と断定できませんが)、一回り大きくなったような気がします。全体のバランスからの雰囲気でしかありませんが、あどけなさが薄らいで、成魚の風貌になってきました。
でも、まだどことなくカワいさが残っていて、萌える被写体です。(笑)キンチャクダイも過渡期の個体が見れますので嬉しいです。

真崎再び

2007-12-24 16:49:07 | 水の中
3連休の後半、天候も海況も穏やかになって安心しました。午後になって土曜日に降った雨の影響が出てきました...。潮が大きいので、直ぐに解消するでしょう。

さて、冬至も過ぎ、天皇誕生日も過ぎ、今日は振替休日のフルムーンクリスマス!今宵は、楽しいひと時を過ごしましょう。

Merry Christmas !

真崎を離れて

2007-12-23 07:47:55 | 水の中
2日続けて、三保ネタではありません。
潜ってますよ。真崎には...。講習なので、画像が無いだけです。(今日はカメラ持って行きます)
さて、前回の画像を撮った場所と同じポイントにいた大きなコロダイ。
絶対に逃げられると思ったのですが、アッサリ近寄れて迫力のある画が撮れました。これだけ大人しければ、この魚はかなり有名なのでは?と思った次第です。

僕の行く伊豆のボートポイントでは、トップ5に入る大好きな場所です。

ん?今年...行ってないや!(汗)台風で、急遽キャンセルしたんだった...。

たまには三保から離脱して

2007-12-22 00:49:40 | 水の中
いつも...と言うか、大半が真崎のネタなので、ちょっと足を延ばして伊豆方面の海もご紹介します。っと言っても、スナップショットのレベルですが...。

ごくたまに、違うエリアで写真を撮ると、普段と違ったアプローチになります。

つまり三保では、やらないような写真を撮る事になります。新鮮だし面白みもあります。調子に乗って、雑誌の様なカットを高望みしたりして...。

ほど遠いなぁ...。

明日から

2007-12-21 15:19:06 | 水の上
今年最後の連休が始まります。
しかし、前半は...雨!の予報です。両日ともナイトまで入っているのにぃ。
クリスマスイブまで、この風景はお預けなのか!?

天候が回復すると、この霞も晴れ、雪はもっと降り積もっていることでしょう。

ゼブラ柄

2007-12-20 13:22:29 | 水の中
カエルアンコウなどでは、たまに見る柄ですが、タカクラダツでは...初めてかも?
枝に絡まっていました。ライトを当てると、集まったプランクトンを頻りに食べていました。
夢中になっていたので、ライトの光を嫌がらずに撮れました。んんん、ラッキー!

おや?タカクラだと決めつけていましたが、オオウミウマっぽさもありますねぇ。

魚類と貝類

2007-12-19 10:24:02 | 水の中
先月までオオガラスハゼの産卵が盛大に行なわれていましたが、ほぼピークは超えて終盤の様です。で、その前から産卵をしているシュスツヅミガイですが、相変わらず盛んです。
ガラスハゼは、産卵や住処としているヤギがダメにならないように、産卵床を形成しても、その次はその横に卵を産むなどして、共存を図っているようですが、シュスツヅミガイは...お構い無し!です。産卵さえできれば、シロアザミヤギがどうなろうが知ったコッチャないです。このパターンで、どれだけ立派なシロアザミヤギが枯れたことか...。ま、それを上回るだけの個体数があるので、絶滅の心配は無い様です。
ここで、ちょっと考えて欲しいのですが、この相対の構図...何かに似ていませんか?自分たちさえ良ければ、何をしても良い。
人類は貝類と同じ程度なんですか?...極論ですが...。

初めは、こんな事を書こうと思っていなかったのですが、思い浮かんでしまいました。単に、このペアリングの模様が同じ種類でもこんなに違うと言いたかっただけなのですが、産卵のために削り取られた部分と、既に枯れてしまった部分が痛々しく見えてしまったのが、引き金になってしまいました。