UNDERWATER

水面下で秘密裏に行われる話題をチョイス!

はじめてのカラーリング

2017-05-31 07:21:36 | 水の中
ハボウキガイの側面に大きな、しかもカラフルなフジツボが
着いていたように見えたので、記録のつもりで撮影しました。

戻ってから、画像を現像して、ビックり!

な、なんとカザリイソギンチャクの若齢個体でした。

成長してゆくと、既知の個体になるかも知れませんが、この
カラーリングは初めて見るものです。

真崎では、未記載種を含めて、数種の飾りイソギンチャクが
生息しています。

この個体が、触手を伸ばしたところを、是非!観察してみた
いです。

豆マクラ

2017-05-28 08:35:45 | 水の中
タツノイトコがやたらと居ると聞いたので、チェックしてきました。

やたらと居ました(笑)

(省略)安全停止に入ると、緩慢な動きをする小指の第一関節程度の
小さな生き物の存在に気が付きました。
この春に、見た記憶が無かったマメマクラがいるではないですかぁ!

これほど、目に止まらなかったのは、産卵が少なかったのか、水温の
せいなのか、何らかの理由で発生が真崎では少なかったと思われます。

でも、ちょっと、ほっとしました。

つまみ喰い

2017-05-27 07:41:59 | 水の中
変わった削ぎ落としがあるなぁ〜と記録程度に撮影した画像です。

その後、図鑑で調べものをしている時、ふと目に止まった。

ヤツシロガイ

ナマコを好む♡

もちろん、この「好む」とは恋愛の対象ではなく、捕食の対象として
ですね。

気が付いたら、スルーせずに、何でも撮っておいた方が良いなぁと
思いました。

ホシノハゼの仔魚

2017-05-22 07:26:34 | 水の中
今シーズン、初回となるホシノハゼのハッチアウトです。

親がビビりで、絡みのカットが難しそうだったので、潔く
クローズアップレンズを付けて、仔魚に絞り込みました。

相手が2〜3mmなので、短期集中で仕留めました。

でも、目が痛い!(笑)

このカットも何かの役に立ってくれれば良いなぁ。

ごらんしん

2017-05-21 08:04:26 | 水の中
ナガニシの産卵がスパーク!していました。

数珠つなぎとは、まさにこの事だと思いました。

卵を産み切ると移動して、またその繰り返しを
しているようです。

人であれば、ご乱心ですが、やつらにとっては、
これが一番大事な仕事で当たり前のこと...
人様にケチをつけられたくないわなぁ。

ふたたびアミがあふれる

2017-05-16 09:28:22 | 水の中
赤潮のせいで浅瀬の透明度が悪く、そこを通過すると突然!視界が開...かなぃ。

明らかに黒潮が入って、ケモクラインも見えて、青さを感じる透明度なのに...。

一昨年に匹敵するアミの量でした。

これじゃ〜釣り人は商売上がったりです。

この密度が水深3mから斜面の終わりまで続いていました。

ホシノハゼの繁殖

2017-05-15 08:14:13 | 水の中


ホシノハゼの産卵が、この大潮のタイミングで始まりました。

例年よりも3度低い水温なので、もっと遅くなるかと思ったら
「冷やし中華始めました」的に、普通に開始してました。



産みたてホヤホヤ。

2カ所確認!

でも、多分2回で終了するので、この1か月が見頃です。

浅瀬のイソギンチャク

2017-05-14 08:35:14 | 水の中
浅瀬の転石捲り巡りは、賛否両論ありますが、最小限度のストレスに
留めるように心がけてやっています。
自分を正当化するつもりはありませんが、私が真崎を観察する上では
非常に大切な行為ですし、ここは生物のユリカゴでもありますから、
季節の移り変わりを知る上でも、いい加減な気持ちでやっているわけ
ではありません。
もちろん、表面上だけを真似て、面白半分でやるダイバーもいるから
「あなたも止めた方が良いのでは?」と言われているのかも知れませ
んが、それは私が降りてゆくのではなく、その他大勢のダイバーの方
がマナーや知識を得て、ストレスレスなダイビングを身につけてゆく
べきだと思います。
もちろん、砕波帯はフェリーの引き波で石が捲り上がるわけだから、
別にいぃぢゃん!っていう議論ではありません。
それを言ったら、サンゴを折っても、どうせ台風で滅茶苦茶になるん
だから少しぐらいいぃぢゃん!になっちゃいますからね。(笑)

画像は、そんな浅瀬の転石の裏で見られたイソギンチャクの仲間です。
周囲に、まだ触手がない幼体がいくつか見られました。
これは、このイソギンチャクから分離したものなのか、はたまた集団
で着床したものなのかは不明です。
仮に分離したものが飛散している状態であれば、この1cmにも満たない
ものが成熟した個体となるわけなんですよねぇ。
そうであれば、オカダウミウシのときのような衝撃です!