UNDERWATER

水面下で秘密裏に行われる話題をチョイス!

ハナギンチャク

2007-11-30 09:53:33 | 水の中
イソギンチャクの仲間にもいろいろありますが、温帯の海域でダイバーの目を楽しませてくれるのは、ムラサキハナギンチャクとマダラハナギンチャクという種類になります。もちろん、色彩変異のバリエーションは、スナイソギンチャクも多く、他の生物(甲殻類)が一緒に住んでいることが多いので、こちらも引けをとらず人気がありますが、単体での妖婉さでは、ハナギンチャクには勝てないのではないでしょうか?

個人的には、スローシャッターで撮るのが好きですが、こう言う切り取り方もアリ?かなぁ。

再び!普通種へ

2007-11-29 17:54:29 | 水の中
真崎で代表的なハゼです。
一番寒い時期には、姿を消しますが、基本的にいつでも見れます。レア度では、シゲハゼに負けます。しかし、派手さでは負けません。
ある意味、ダテハゼよりもオニハゼよりも多い、真崎の普通種です。(笑)

別のカット

2007-11-28 15:33:16 | 水の中
カメラを置いたままにして、じーっと待っていると、徐々に気にしなくなって、割りとカメラの直近を通るようになります。
シャッターを摘んで、連射すれば...案外写っているもんなのね?って感じで一丁あがり!
うぅむ。こんなにイージーで良いのか?

もちろん、今までのデータの蓄積があるから、できるんですけど...。

水面に映り込んだオスの婚姻色が綺麗です。

婚姻色

2007-11-27 15:59:45 | 水の中
1年ぶりにアユの産卵を観察してきました。
毎年、11月下旬から12月の頭にかけて、鮎が産卵をします。
1週間程度でハッチアウトして、海に流れ出ます。

今年も多くの鮎が産卵をしていましたが、河口では工事が行なわれているため、一体どれほどの鮎の子が海に出れるか...疑問です。
僕が、頭をひねったり、川で足を捻ったりしても、変わるものではありませんが、仮設の魚道を設けるなり、なんなりしなければ天然の鮎の数は...。

海の工事に関しては、近年は環境に配慮したものが増えてきましたが、人間のコントロール下に置き易い内水面は、どうにでもなる!というような「変な」自負があるようです。
どこからくる自信か分かりませんが、すべて人間の都合で物事を行なっても、それがすべて人間に良い形で還ってくるものではない事は、理解しておくべきです。

最近多い?

2007-11-25 18:48:39 | 水の中
スナダコかな?と思って...じぃいいと見ると、胴体の部分に白い斑点が2つあります。「オクトパス・マロ」と呼んでいるタコです。
スーっと移動して、ペタっとはり付く様が、非常にカッコ良いです。時には、模様やカラーも派手に出ることがあり、紹介した時に「なぁんだ、単なるタコぢゃん!」って思われない雰囲気があります。

ちなみに、小浜島のマンタの伊藤さんは、かなり気に入っています。

また一歩

2007-11-21 20:03:13 | 水の中
まだ、確定ではありませんが、もしこの魚が、僕の思う魚であれば、また一歩、自分の目指す頂きに近づきます。

多分...テンジクダイの幼魚だと思います。

違いますかねぇ...。

ご意見、その他、お待ちしております。

一食触発!?

2007-11-20 07:31:10 | 水の中
テッポウエビがハオコゼの脇をすり抜けようとしています。

事の顛末は...

安全停止をしていると、暇なので石を捲って遊んでいます。
時には、タコの幼体やら、ハゼやら、ギンポやら、スジエビの仲間が飛び出して来て、なかなか楽しいです。

で、その一環で...テンポウエビが出てきました。

暗いところが好きなので、陰に向かって進んできます。僕は、写真が撮りたいから、下がります。

それを繰り返している内に、ハオコゼの脇を...。

ほぼ、この状態ならば、ハオコゼに一撃で食べられてしまいます。

しかし、今回は一瞬の緊張はあったものの、通り抜けました。


???何故???

想像するに、大きさと距離感の問題が、微妙にテッポウエビにとって有利だったのではないでしょうか?

ハオコゼがテッポウエビを捕食する場合、ほぼ背中側から、しかも頭部と胴部の境目を狙います。
理由は、エビの動きを封じるとともに、ピストル(鉄砲)鋏による攻撃を回避するためと思われます。

今回は、近過ぎて「急所」を狙えなかったことと、相手が気持ち...大きかったに違いありません。また、このハオコゼが「ビビリ」だったのかも知れません。

24日の講演会用のスライドを組んでいて、息抜きのつもりでブログを更新しようと書き始めましたが...いつもよりマジメに書いてしまいました。
うぅ...眠い。

ミノウミウシの仲間?

2007-11-18 17:37:50 | 水の中
相変わらず、ウミウシには...弱いわたしです。
弱いと言っても、ナメクジが嫌い!とか、と言う意味ではなく、明るくないという意味です。
明るくないと言っても...もう止めましょう。

不思議なウミウシを見ました。
沢山いたので珍しい種類ではないと思いますが、まるでムラクモガイのような模様が入っていました。それでいて、キヌヅツミガイのような凹凸があります。もちろん、件の貝への擬態でない事は明白ですが、何とも不思議なウミウシでした。

どなたか、お名前をご存知でしたら、教えて下さい。
あるいは、このウミウシが載っているサイトを教えていただければ、幸いに存じます。(弱気)