沖堤のサクラダイのチビがかわいい盛りを迎えております。
成長の度合いで、微妙なカラーリングの違いがあって、どの群れを切り撮るのか、迷ってしまいます。
まだ、透明感の残る個体もいますので、じっと目を凝らして見て下さい。
ハクセンエビが確認されました。4個体います。
極小の個体もいますので、この個体以外は、以前から周辺にいたのかも知れません。
これを確認した後、フリソデエビが見れてしまう環境って...感動的です。
暫く姿を見ていなかったので、さすがに14度になって、もう遭えないかなぁ?と思っていましたが、ちゃんと居てくれました。献上イトマキヒトデに食べ跡が数カ所あったので、食欲も旺盛で元気そうです。このライトを使いたかった被写体なので、嬉しいです。
被写体が小さ過ぎると、スポットライトの効果が分かり難くなります。2cm程度の大きさのものに対して、その効果を発揮させようと思ったら、ライトをかなり近づけなければなりませんね。そうすると、意図的になってしまって、自然な感じに仕上がらなくなるので、相手が動く場合は、その微妙な駆引きが難しいです。そこがまた面白いと言うか、撮影の醍醐味なんですけどね。
徐々に寒くなり、身も心も縮こまってしまいそうな季節になりますが、元気に群れるソラスズメダイを見ると、気持ちが上がります。冬に近づくに従って、景色は段々モノトーンになり、地味な魚が増えて来ますが、こやつらだけは、冬の異端児として、季節に抗い続けます。頑張れ!ソラスズメダイ!!