UNDERWATER

水面下で秘密裏に行われる話題をチョイス!

シオダマリカクレエビ

2017-01-29 17:23:55 | 水の中
いつもは、スナギンチャクに寄り添ってしまい、良い構図にならないけど、今日は上手い事、キサンゴの方に居てくれた。

サビハゼは近年稀に見るほど産卵の活性が悪く感じます。
現在、2カ所...しかも、卵数が極端に少なく、なんだろぉ〜この違和感。
浅瀬から底に降りた個体は一体ぜんたい何処に行ってしまったのだろうか。

不思議です。

そろそろ

2017-01-09 08:19:26 | 水の中
今年は、水温の下降が遅かったせいか、まだ産卵を確認していません。

しかし、浅瀬に居た個体数がかなり減り、多分底に降りて、産卵床の
準備に取りかかっているのだと思います。

浅瀬では16度を割りましたが、6mよりも下では16度台後半の時も
あるので、もぉ始まっても良い環境は整ったと思います。

今シーズンも数々のドラマを魅せて欲しいと思います。

翼あるもの

2017-01-08 09:31:15 | 水の中
オキセミホウボウの幼魚です。

体長5cmほどのかわいぃ個体でした。

若魚から成魚になると砂地の斜面に現れるので、てっきり幼魚期は
ホウボウの幼魚と同じように浅瀬にいると思っていました。

浮遊期の着底のタイミングにもよるのかも知れませんね。

しばらくは、このゼンマイ仕掛けのオモチャのような動きが楽しめ
そうです。

正月っぽい被写体

2017-01-02 16:00:10 | 水の中
新年の海活を始めました。



昨日、子どもがパパのブログを見るというので、大晦日の潜り納めの載った「真崎の定点観察」をみせると...
無駄に自撮りのクオリティが高い!との指摘を受け、もう少しその努力やテクニック、アイデアを水中に生かした
方が良いよとのアドバイスをいただきました。

書き初めで、事細かく指示をした腹いせ(笑)かと思いましたが、アーティストからの純粋な助言だったようです。

なので、今回は自撮り自粛しました。

久しぶりに左の通称「お花畑」に行きました。

すっかり変わり果てた地形に落胆するとともに、縦横無尽に張り巡らされた「釣り糸」に、危うく自由を奪われそう
になりました。自由どころか、あのまま独りでもがいていたら、命すら奪われかねません。
特に、最近の釣り糸は、以前のようなテグスではなく、Pラインと呼ばれる手では引き千切れない丈夫なものです。

無理に引き千切ろうとすると、逆にフィンのゴムは切れるは、グローブは切れるは、ラジアルのドライスーツさえ
危ないほど強固です。

大掛かりに清掃しないと、あそこは立ち入り禁止地区にしなければならなくなります。

次から次へと人が投げ捨てた大量の空き缶を拾ってゴミ箱に捨てるような気の遠くなる作業ですが、捨てた人にその
気がないのですから、せめてそこから有り難味を感じている人が行動を起こさなければなりません。
実際、毎年コツコツやっていますが、地雷の回収作業のようで、戦争が無くならなければ、終わりが無いのと似てい
るように感じます。

脱線しましたが、お正月らしい被写体があったので、撮影してきました。



セロガタケボリがついていました。

しかし、このトサカも移動してあげなければ、次の時化で埋まってしまうと思います。

いつも葛藤があります。

自然として、このまま見送るか、それとも移動させて、これからもダイバーの目を楽しませる花とするか。

悩ましい。