牽制 2021-07-29 08:11:41 | Weblog 異種なので雌の奪い合いになるわけではありませんが、何が気に入らないのか突如追っ払うような行動にでることがあります。現在は、アカオビハナダイが繁殖期で気が立っているので、サクラダイの雄を執拗に追い払います。当のサクラダイは「いみふぅ〜」みたいな迷惑そうな顔をしてその場を立ち去ります。これは、キンギョハナダイでもケラマハナダイでも似たような行動が観察されています。
ウミエラカニダマシ 2021-07-23 16:26:04 | Weblog 一時期、ウミエラが激減してしまって、それをホストとする生物も少なくなってしまいましたが、徐々に戻って来ました。画像では確認できませんが、実はこの個体の下にも、もう1個体います。自然は逞しいとか言って自然治癒(適応)力を崇めるだけの人がいます。その自然をより逞しくすることを助けるのも人の行いだと思います。
初見の魚 2021-07-20 10:30:31 | 水の中 以前、アカマツカサの成魚の画像をアップしましたが、今度はイットウダイの仲間の成魚をナイトダイビングで撮影しました。真崎の新たなページが開かれることは大変うれしいことなのですが、こぉ初記録がバンバン出てしまうと「ちょっと大丈夫?」って心配になってきます。従来、三保真崎は泥底から砂泥底を好む生物が多かったのですが、さまざまな原因や要因によって、それらはいつの間にか最下層の生物種になり、これまで認識のなかった生物が次々と現れます。普通に喜べば良いことなのですが、おへその位置のズレている私は素直に嬉しいと思えないのです。違和感とともに何か得体の知れない力に翻弄されているのではないかと思うと夜も8時間程度しか眠れません(実際は5時間ですけど)。偶然やラッキーがこれまでも、生物との遭遇には難い割合で存在していると思っていましたが、どうもそうじゃない何か、この何かを追求してみます。
これまたちっちゃい 2021-07-19 18:39:20 | 水の中 ナガサキスズメダイの幼魚がおりました。小指の爪くらいの大きさです。後ろのフウセンゴカイと比べれば分かると思います。遠近法で考えれば、フウセンゴカイよりも小さいんですよ。今のレンズは性能が良いのでダメもとでシャッターを押す!のが成功の秘訣ですね。
コロダイの幼魚 2021-07-17 16:28:53 | Weblog 斜面で枯れた海藻の陰にチョロチョロと動く生き物が見えたので、多分そうだろうと思ってファインダーをのぞくと、案の定シロクロクネクネ幼魚でした。35mmのマクロレンズの最短です。1cmあるか無いかでした。夏を感じるなぁ〜。
気になるそんざい 2021-07-15 14:12:16 | Weblog 7〜8年前からアカオビハナダイに混じってケラマハナダイがチラホラ目にとまるようになりました。数年前に初めて性転換したケラマハナダイの雄を観察しました。あの衝撃は今でも忘れませんが、それを忘却の彼方に葬り去るできごとがあった、というか気づきました。この状態の雄が5〜6個体いるのです。しかもオナベっぽいのも合わせると10個体はいると思います。以前、アカオビハナダイが増えて、その内サクラダイの生息数を超えてしまうかも?と思ったことがありました(まだ超えていませんが)。同じことがケラマハナダイでも起きてしまうのでしょうか。あの時も「いやぁ〜なぃなぃ!」と思っていました。でも今は「あるかもしんなぃ」と思っています。だって、7月だっていうのに3mmのワンピ(3mmのインナー着てます)で潜っているくらいですから。え”っ!?年寄りの冷や水?ジジイの寒風摩擦?脇毛の左(若気の至り)?違いますよ。それほど暖かいんです。
動体気力 2021-07-12 10:38:39 | 水の中 ナイトダイビングで何かが通り過ぎた気配を感じました。振り返って、その正体を必死に探しました。見える大きさの生物ではないような気がしたので、勘を働かせてライトをいろいろな角度から、その生物が移動している距離を予測しながら当てて探すと、いました!拡大しても分からないかも知れませんがアキアミかサクラエビの幼体(1cm)だと思います。もう1カット貼り付けておきます。こちらも拡大してみるとこんな感じです。成長した個体であれば、ライトに蝟集してきたり、すれ違っても即座に探し出すことはできますが、この大きさになると老眼とか近視とかのレベル云々ではなく、物体として捉えることが困難です。では何で撮影できるのか?それは、気合と根性です(笑)。
なくならない 2021-07-11 09:46:06 | Weblog 大きなウスバハギがいたので、撮影しようと近づいていったら動きが変です。釣られた状態で仕掛けが切れて絡まっていました。釣針を外してあげようと再接近したら、暴れまくって最終的には自力で脱出していました。やりゃ〜できんぢゃん!(笑)まだ元気があるうちに解放してあげることができて良かったです。4〜50cmほどのサイズだったので食べたらきっと美味しいと思いました。もしかして、こちらの考えをさとられたのかなw