UNDERWATER

水面下で秘密裏に行われる話題をチョイス!

研究の方向性

2021-06-26 18:13:05 | Weblog

いくつかの研究を掛け持ちしてやっていますが、自分の根底にある研究を
やっと始める決意ができました。
もちろん途中で軌道修正をしたり、他の研究とのバランスをとったりする
必要性はありますが、結局自分に正直になって、言い訳をしないでできる
研究が一番精神衛生上良いのかなと思いました。しかしながら、この研究
においてダメ出しされると...結構、メンタルやられそう(笑)。
自分自身が拙い研究者と認識をしておりますので、いろいろな方の助言を
得ながら進めてゆきたいと考えます。
で、何でこの魚なんだって?この時期にこの大きさでここにいるこいつも
研究に大いに関係しています。そんな研究です。きっと、必要とされると
信じています。

久しぶりのナイトダイビング

2021-06-16 10:36:33 | Weblog


昨晩は、お日柄が良いということでナイトダイビングに行ってきました。
水温が20度を超えましたのでお目当ては、オキヒイラギの発光行動です。
生憎、1個体しか見ることができなかったので、まだ先の話になりそう
です。
とはいえ、12cmほどに成長したイトヨリダイを4〜5匹見ましたので
それなりに充実したダイビングでした。1ヶ月半前は、この半分ほどの
大きさだった事を考えると凄いスピードで大きくなっていると感じます。
オキヒイラギに関しては、月末から翌月上旬にかけて蝟集が始まって、
来月の中旬には発行行動が観察できるのでは無いかと予想しております。
対岸の安良里では、既にヒメヒイラギの発行行動が観察されているそう
なので、種類に因るものなのか、水温に起因するものなのか、はたまた
全く別の要因で時差があるのかは分かりませんが、例年ですと安良里の
情報を参照して、蝟集・成長状況を加味しながら予想を立てております。
また発行行動のアップデートをしましたらお知らせをします。

ゴミにしか見えない

2021-06-13 11:27:28 | Weblog


久しぶりにお名前のマダ無いタコに遭遇しました。
相変わらずの化けっぷりに時間を忘れて付き合ってしまいました。
人から見れば、この程度の擬態と思ってしまいますが、海中の他の生物に
してみれば、ほぼ分からないレベルなんでしょうね。
でなければ、こんな鈍臭いタコは疾っくに絶滅していると思います。
とは言え相手が動き出さなければ、その姿を認識する事は今でもできない
と思います。

オキゴンベ

2021-06-06 16:41:58 | 水の中


このウミカラマツのところにいるオキゴンベも春先には2cmほどしか
なかったのに今では倍ほどの大きさに成長しました。
以前ほど大人しくしていないので、撮影はシューティングゲームの様に
なります。
それはそれで別の意味で面白いので、他に被写体が無くなると立ち寄り
ます。