




岩下「そ、それじゃあ、動けない霊が
何故写真に

透明「もともと写真という媒体は、
色から出る光の複写の様なもので、
この色から出る光は、一種のオーラ
に近いものなんです

この心霊写真っていうのは、この光が強い霊が
写り込んでしまう現象なんですけど
この光の強さは、その霊の意志の強さ

要するに、感情的な念が強いことで、
写真で拾える光の強さを発して、写り込んだり
する訳です




ただ今回の様な場合

というような、簡単なものでは無く

相手が動けないが故に、かなり強い念を
ため込んでしまっていて、この念自体が
念想霊(ねんしれい)として一人歩き
してしまっている状態


いわゆる分霊として、もう一人の霊が
生まれてしまったようなものです



ただここで問題なのが、この念想霊

その人の想いが形になったような存在で、
よく引き込みを起こすことがあるんです

(廃院の怪・11(番外編)参照)」
岩下「ひ、引き込みって

透明「要するに、自殺をしたその人と同じような
環境・思考・想いを引き起こすようなことが
あるということです

岩下「ええ~~~っ


せ、先生~~~っ



透明「大丈夫ですよ


この写真自体に取憑いている形ですから、
この写真を除霊的に消去すれば、
問題は無くなりますからね

でも、ネガが無い写真でよかったです

岩下「

透明「もし、ネガがあった場合

写真にも、その霊質である波長は移って行きますから、
問題のある産物がドンドン増えて行くことになります

まあ、この場合でもネガと写真の両方を除霊すれば
良いんですけど、ちょっと二度手間ですからね


岩下「・・・あの~っ、ちなみにデジカメは・・・

透明「あっ


デジカメなら写真が入っているメモリカードですし、
よく映像で取れてしまった


なんて人もいますけど、ビデオもテープ自体を
除霊すれば大丈夫なんで、心配しなくてもいいですよ

岩下「は~~~っ



透明「了解しました

待っていてください

さ~て


次回

大公開で~す

続く・・・。
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