


円「これって、もしかして
」

透明「うん
呪詛溜まりだね


それも、飛び切り厄介なヤツ
」

呪詛溜まりとは、ある程度の特定呪力を込めた
結界のようなモノ
結界のようなモノ

この呪詛溜まりに踏み込んでしまうと、
確実に呪いが発動し、呪われるという仕組みに
なっている・・・。
しかし、一番厄介なのは、この呪詛溜まりが
徐々に拡大してゆくということ

この呪詛溜まりがどれほどの大きさに拡大するかは
術者次第だが、一般的なモノであれば、30メートル
に達するものも少なくない・・・

私達の様な視える人間には良いが、視えない人
からすると、いつこの呪詛溜まりを踏んでしまうか
分からない

分からない


そうなれば、被害はドンドン広がって行く・・・。
それに・・・伊能はこの呪詛溜まりを私達が
ホオっておけない性格であることも計算済みな
ホオっておけない性格であることも計算済みな
ワケで・・・正直、ホトホト嫌なトラップである

円「ふ~ん
このデスペランサーに

挑戦状とは、良い度胸ね~
」

透明「いや
円は下がっていた方がいい
」


円「
」

透明「この呪詛は、直接土地にかけているけど、
ひとつで構成しているものじゃない
」

円「はぁ
どういうこと
」


透明「要するに、この呪詛は複数存在しているってこと

正直、あの視えている呪詛溜まりに
近づいたら、違う呪詛に捕まる可能性が高い
」

円「う~ん・・・要するに、あの呪詛は
囮って事
」

透明「そういうこと
」

円「でも、あいつ、何時こんな呪詛を仕掛けたんだろう
」

透明「多分、私達がここに来る前からだと想うよ
」

円「そ、それって
」

透明「そう
私達は最初から伊能の仕掛けた罠に
はめられていたってこと
」

はめられていたってこと

円「そんなことできるの
」


透明「う~ん
・・・正直、私も驚いてるよ
」


円「・・・っで
どうするのコレ




いっそのこと、逃げちゃう
」


透明「あのなぁ~
そんなことできるわけ無いだろ
」


円「そうだよねぇ~
売られた喧嘩は買わないとね
」


透明「そういうこと
」

・・・・・伊能は、私を試しているということかな

続く ・・・。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
質問がある方、初めてブログをご覧になる方は、まずは
そこでお願いしているマナーやルールから外れた質問には
回答を控えておりますので、何とぞご了承ください

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~







https://guardian-jewelry.com/
ポチしてくれると励みになります

応援よろしくお願いします

↓ ↓
にほんブログ村ランキング
↑ ↑
応援ボタン2箇所
ポチッとよろしくお願いします

