淡き夢見し・・・。 ・7
透明「(・・・先生・・・。)」
私の眼の前にいたのは、私の師匠だった
師匠は、片手にノコギリを持ち、
見たこともないような、不気味な微笑みを
浮かべていた・・・。
透明「(・・・・・・。)」
ショックを受けて、立ち尽くしているであろう私に、
師匠は、ノコギリを振りかぶりながら近づいてくる
透明「(・・・・・ブツブツ・・・。)」
偽師「」
透明「(・・・てめぇ・・・師匠を愚弄するな )」
偽師「」
もの凄い感情が、空間を支配する!!
完全に、切れてしまった私の顕在意識のせいで、
夢空間が崩れてゆく
透明「(あっ・・・し、しまった)」
眼の前にいた、偽物の師匠が砂のように崩れ去り、
今までいた部屋も消えてゆく
透明「(はぁ~・・・夢だとわかっていたのに
情けない・・・まだまだ修行がたらん って、
本物の師匠に怒られそうだよ・・・でも、これで)」
情けない・・・まだまだ修行がたらん って、
本物の師匠に怒られそうだよ・・・でも、これで)」
私は瞑想から立ち返る
それから、少し頭をまとめて、待合室にいる睦樹さんを
鑑定室に呼ぶ・・・。
鑑定室に呼ぶ・・・。
睦樹「せ、先生 な、何かわかりましたか」
透明「遅くなってごめんね
バッチリわかったよ」
睦樹「ほ、本当ですか」
透明「うん 私も、睦樹くんが見た夢を追体験
してきたからね」
してきたからね」
睦樹「えっ じ、じゃあ、やっぱり」
透明「うん 確かに、その夢は感染する
そして、この夢の中で、死を体験すれば、
確実に戻ってこれなくなるよ」
確実に戻ってこれなくなるよ」
睦樹「」
睦樹さんは、愕然としている・・・。
透明「でも、大丈夫
その夢から解放される方法はわかったから」
睦樹「えっ 本当に」
透明「うん 本当に
それじゃぁ~、早速はじめようか」
睦樹「は、はいお願いします」
透明「それじゃぁ、まずは、ひとつ考えてみてくれるかな」
睦樹「」
透明「君が見た夢の中で、ノコで君の首を跳ねようと
していた人って、誰だと思う」
睦樹「えっ・・・う~んと・・・。
あれっ・・・いや、そんなこと・・・
すみません そこまで、考えてなかったです・・・。」
透明「いやいや 今、頭の中に出てきたんじゃない」
睦樹「えっで、でもそんな・・・まさか・・・」
透明「そのまさかの人って誰」
睦樹「えっ・・・その・・・言いにくいのですが・・・
今、頭に出てきたのって・・・先生・・・」
透明「あははははっ私か~~~い~~~」
睦樹「すみません すみません」
透明「あはは 冗談、冗談大丈夫だよ
それじゃぁ~、そんな先生が、本当にそういうこと
すると思う」
すると思う」
睦樹「全然 先生は、いつも僕を助けてくれて
いますからそんなことは、絶対」
透明「全否定できる」
睦樹「はい」
透明「それじゃぁ~、そのまま、強く全否定して
おいてくれるかな」
おいてくれるかな」
睦樹「えっは、はい」
私は、机の下で印を組む
透明「オン・・・キャ・・キシャ・・・ 」
「パチン 」
睦樹「あうっ」
いきなり、睦樹くんのおでこに軽くデコピンする
透明先生・・・
透明「ごめんごめん大丈夫」
睦樹「は、はい痛くはなくて、ビックリしただけなので
あっ・・・な、なんだか、身体心が
軽くなったような・・・」
透明「うん 大丈夫そうだね
これで感染夢は、除去できたと思うよ」
睦樹「えっど、どういうことですか」
次回、感染夢の正体に迫ります ・・・。
続く ・・・。
★・。・゜☆・。・゜★・。・゜☆・。・゜★・。・゜☆・。・゜★
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