長者の極意 ・8
透明「さて、それじゃぁ~ 英雄くんに
一つ質問なんだけど・・・。」
英雄「何でしょう」
透明「会社を盛り立てるために必要なことって、
何だと思う ちなみにコレは、占いの読み
としての答えが欲しいんだけどね」
英雄「占いの読みで、会社に必要なこと・・・。
や、やっぱり 先を読むことですよね」
透明「あ、あははっそれはそうなんだけど、
先を読むにしても、色々とあるでしょ」
英雄「あっそっか・・・う~ん
おっ会社の運とかですか」
透明「おお~良いねぇ~
でも、ちょっと惜しいかな~」
英雄「えっ」
透明「ここからは、わかりやすく説明するけど
会社にも運はある
でも、その前に、君の会社のような
ワンマンな社風では、もっと大切なものがある」
英雄「あっわかった俺の運ですね」
透明「正解
さっきも言ったけど、人間には機運という
ものがあって、その時期に何をすれば効率が
良いか
良いか
という大まかな流れがあるんだ
そして、その流れを社長が読み、
その扱う商品を、流れに乗せられるか
ということが重要になってくるんだ」
英雄「・・・・んっ流れに乗せられるか
その商品が売れる、もしくは流れに乗るか
っていうことですか」
透明「解釈は似ているけど、そうじゃない
商品が売れるか売れないかは、君の流れに
その商品を乗せられるかが大切なんだ
その商品を乗せられるかが大切なんだ
要するに、商品が持つ力で流れに乗るのではなく、
自分の力にその商品が乗るかどうかが、
自分の力にその商品が乗るかどうかが、
ポイントになってくるということ」
英雄「えっちょ、ちょっと、待ってください
え~っと・・・つまり、どんな商品でも、
自分の流れに乗せられれば、売れるという
ことですか」
自分の流れに乗せられれば、売れるという
ことですか」
透明「極端に言えばそういうことになるね」
英雄「ええ~っ」
透明「よ~く、考えてごらん
ヒット商品があるとして、A社はバカ売れして
いるのに、同じ商品を同じ時期に扱っている
B社は、あまり売れない何てことあるでしょ」
英雄「あっ そう言えば、この前失敗した商品は、
そうだったかも・・・うちは、B社でした・・・」
透明「身をもって体験していれば、知恵になるから、
その時の反省は今は置いておくとして」
英雄「置いてかないで~っ」
透明「あははっまあ、これからは気をつけるとして、
未来志向でいこうよ」
英雄「ううっ・・・はい」
透明「このA社とB社の違いは、その商品を販売することを
決めた代表の機運によるものが大半なんだ」
英雄「機運、最強じゃないですか~ 」
透明「もちろん、機運の良い社長が判断しても、
会社の機運が悪ければ、その商品は、
思っていたほど売れなかったりもするけど、
決定権のある人の機運は非常に大切なんだよ」
英雄「んっ自分の機運だけじゃ駄目ってことですか」
透明「バカ売れしたければね」
英雄「えっということは、自分の機運プラス、
会社の機運が良くないといけないってこと
会社の機運が良くないといけないってこと
ですよね~
な、なんだか、大変そうな気が・・・」
透明「まあ、自分の占いというのを自分のモノにして
いれば、2つの流れを読むことなんて、
わけないよ
君が言うセレブは、それ意外にも、
そのプロジェクトに携わる社員の機運も見て
判断している人が多いよ」
判断している人が多いよ」
英雄「ま、マジですか
あ、兄貴~やっぱり」
透明「だから~ 駄目だって
まずは、自分で努力しなくちゃ」
英雄「うう~っ・・・ケチ~~~っ 」
透明「ケチで結構」
やれやれ、先が思いやられる
続く ・・・。
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