占い師の日記

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カモ~~~ン~ヌ!・鑑定121ー16

2019年09月08日 08時00分00秒 | 鑑定118-鑑定121*記事の途中にごめんなさい
カモ~~~ン~ヌ ・16 



一郎「いや~結構ありますねぇ~

   でも、俺の家の家紋は、山紋なのに

   形が全然違うのは、どういうことなんですか

透明「この代表紋というのは、その家の能力を

   大きく分けて使われてきた代表的な

    呪術形式の力
を示した紋様なんだ

   そして、一郎さんのような代表紋を崩して

   形式を正しく整え、自分の家の特色を加えた

    もの
派生紋というんだ

一郎「う~んと・・・

透明「あははっまあ、もっとわかりやすく言うと、

   さっき一郎さんに質問した心理テストを

   家と考えたら分かりやすいかな

   まあ、これは解釈が少し違うと思うけど、

   例えば、一郎さんがお相手を見たとき、

   一郎さんがお相手に一番に望んでいた理想を

   表すのが代表紋とすれば、それ以外の願望部分が

   派生紋様となるんだ

一郎「えっと・・・あっそっか

   要するに、代表紋がその人の本質で、

   それ以外の意味を付け加えたものが、

   派生紋様ってことですね

透明「そうそうつまり、人間は一人として

   同じ人がいないように、家徳として

   引き継いでいる能力は、代表紋に記されている

   能力をベースに、その家の特徴的な能力が

    付加されている
ということなんだ

一郎「何となくわかりました

   しかし・・・ひとつ疑問なんですけど、

   俺の名字は、影山じゃないですか~

   何で、青木が付くんですか

   俺の親戚にも青木はいないし、

   あっもしかして、俺の遠い先祖は

   青木姓だったとか

透明「確かに、家紋の名は名字のように

   感じるかもしれないけど、これは

    名字ではないんだよ

一郎「えっ

透明「青木富士山の語源は、富士の麓にある

    青木ヶ原に由来している

   つまり、家紋に使われる紋様は、全て

   自然の摂理を利用して作られているだけで、

   その呼び名は、見た目の印象で後から出来上がった

    ものだから、呼び名にはあまり意味がないんだ

   よく、徳川葵巴(とくがわあおいともえ)なんていう、

   徳川家の家紋には、徳川の名が入っているけど、

   これは元々、葵巴でしかなくて、後から徳川をつけた

   だけの紋様というわけ

   家紋の名前には、色々な由来があるけど、ほとんどが

   家名を残すために後付された名前でしかないんだよ

一郎「なるほど~でも、先生は本当に何でも知って

   いますよね~

透明「まあ、興味があったし、家紋の創設には、

    私の師匠も関わっていたみたい
だから、

   直接真相を聞けたというのがあるんだけどね

一郎「ええ~~~っ

    先生のお師匠様って、何歳ですか
 

透明「いやいや前世での話だよ

   それに、明治時代にも家紋の改定があって、

   国として家紋の重要性を見直したという

   裏事情が色々とあって、その時代に生きた人にも

   当時の家紋制定の話を聞いているからね

一郎「ひぇ~っ 何だかスゴイ話を聞いている気がする

   でも、やっぱり前世とかあるんですねぇ~

透明「まあ、その話は置いておくとして

   つまり、家紋はその家の代表紋に付加紋様を

    付加させて、その家の特徴を表してきたもの

   になるんだ

一郎「ちなみに、この家紋っていう文化は、外国にも

    あるんですか

透明「もちろんあるよ

   ただ、外国は王族や貴族の家にしか許されて

    いなかった
ものだったんだ

   つまり、貴族とかのエンブレムは、

   日本の家紋と同じ効果がある

一郎「えっそれじゃぁ~ 一般市民とかは

   家紋を持てなかったんですか

透明「そうだね

   まあ、普通に考えれば、王族や貴族以外の

   人間が、強い能力を持ってしまうことを

    恐れていたというのが本質かな

   もちろん、家紋無しでも能力のある人はいたし、

   そういう人が偉業をなして貴族となった話もあるよね

   もちろんそのときには、家紋である

   エンブレムの授与されたらしいけど、これも

   その国にとって、その家系が持つ能力を

   把握する為にも必要だったのかもしれないね

一郎「そう考えると、日本は太っ腹ですねぇ~

透明「あははっ 太っ腹っていう表現は面白いね

   もともと日本人というのは、個々の能力を

   大切にしてきた民族だから、今のように

   繁栄して来られたのかもしれないね

   ・・・まあ、古の時代から遺伝子の・・・ボソボソッ

    ・・・知っていたということもあるんだけど
 
・・・。」

一郎「えっ 何ですか

透明「いやいや こちらの話だから気にしないで

一郎「

透明「今の時代は、国際結婚も普通だから、

   家紋の無い国の方と結婚する人もいるけど、

   海外の旦那さんや奥さんがエンブレムを持って

   いないのであれば、自分の家紋が引き継がれて

    行くことになる

一郎「えっ

   そうなると、例えば奥さんが日本人で

   旦那さんが外国の方だと、その子供の家徳は
   
   奥さんの方の家紋から引き継ぐということに

    なるんですか

透明「そういうことになるね




家紋の引き継ぎ説明、続きま~す 




 
        続く ・・・。




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