


多くの人は、悪魔や霊、鬼をちゃんとは
区分けできていないと思う

もちろん、目に見えない存在というくくりが
あるというのもあるが、憑かれた時の特徴などが
似ているせいで、余計わからないモノになって
しまっているのかもしれない

その上、この存在は、体内に入ってしまう
ものが大半なため、霊感があっても、
何が憑いているのか

特殊な能力で、体内と体表を区分けして
視られる目があれば別なのだが・・・。
その中でも、鬼は深く体内に根を伸ばされれば、
角が出てくるため、まだわかりやすい面もある

しかし、悪魔は独特の進化をするため、
見分けるのは経験がモノを言う・・・。
タイ「透明


透明「間違いなく悪魔だね

それも中級かな


タイ「ちゅ、中級~


イチ「く、癖

一概に悪魔と言っても、種類がある。
一般的には、低級・中級・上級などと分けられるが
こちらの世界に影響を及ぼしやすいのは
低級と中級とされている

まあ、上級となれば、殆ど神と変わらない存在に
なるので、人間がどうこうすることすら難しくなる

ちなみに、悪魔という存在は、
人の邪念から生まれるもの

神への背徳(背信)から生まれるもの

そして・・・古代の地球に存在していた
もう一つの人間(種族)が高級霊となった存在

の三つに分けられる

まあ、ここは深くは聞かないでほしいのですが

最初の邪念が低級とすれば、
神への背徳(背信)が中級となり、
この2つの悪魔は、自分の存在と同じ思念を
もった人間を利用しやすく、操りやすい

タイ「じゃぁ~


納村「

透明「タイさん

そういうこと言わない

とにかく、まずは祓うしかないでしょ

神父様


後遺症が残っちゃいます


納村「は、はい

霊は、背中に取り憑くことは、
皆さんにお伝えしたことがありましたが、
鬼は頭に取り憑き、悪魔は脳に寄生します

取り憑くことと寄生することは意味が大きく違い、
鬼は頭に取り憑くことで、表面上の変化や
外にでる意識自体を乗っ取ることができるため、
その人自身を鬼に変えることがある・・・。
しかし悪魔は脳に自分の媒体を寄生させることで
直接声を届け、誘惑したり、感情を操ったり、
洗脳したりと、なかなか厄介な方法をとる

そのため、脳を直接いじられることもあり、
相手の抵抗が長く続いてしまうと、祓った後に
後遺症が残ってしまうことがあるのだ

後遺症の殆どは、精神的障害や感情障害が多く、
悪魔が寄生する場所によって、その症状は違ってくる

この後遺症は脳の深部に障害をもたらすため、
祓った後に廃人になることもある危険なものなのです

納村「天にまします我らが父よ・・・・。」
タイ「透明

透明「ほい

神父様の詠唱が始まると同時に、
タイさんが聖水や白灰を私に投げてくる。
私は、聖水を安藤さんの頭にかけ、残りを
安藤さんの周りにもまく

その後投げられた白灰も安藤さんには
かからないように周りにまいてゆく

聖水は、神父様の言葉が悪魔の寄生している
脳へ届きやすくする

白灰は、悪魔を逃さないための結界の役割を担う

次に、タイさんがオリーブの枝を投げる

オリーブの枝は、聖属性の気が満ちているため、
それを頭に乗せておくと、悪魔にとっては
息が出来ないような感覚となり、
身体に入っていられなくなる

納村「ふ~っ



透明「イッちゃん


イチ「お、おう


詠唱が終わった神父様は、聖書をもって
安藤さんに近づく

今、納村神父と安藤さんは繋がっている状態なので、
近づくごとに近づかせまいとする圧力を感じているはず

イッちゃんは、力いっぱい神父さまを支えながら
安藤さんに近づけて行く・・・。
納村「今、助けますからね

神父様の聖書が、安藤さんの頭にのせられる

安藤「んんんん~~~~っ

透明「くっ


安藤「んん~っ

・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・。」
しばらくして安藤さんがおとなしくなり、
気を失ったようだ・・・。
タイ「どうだ

透明「ふ~~~~っ


上手くいったみたいです

イチ「よしっ


納村「はぁ~~~~~っ

取り敢えず、祓うことはできたようだ

続く・・・。
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