


美莉「えっ

円「美莉

六羽「美莉ねぇ~ちゃ~ん

先ほどとは、段違いな大きさの衝撃波が
美莉を襲う

美莉「・・・・・。」
円「美莉~~~っ

六羽「美莉ねぇ~ちゃ~~ん

円と六羽が、別々の場所に駆け寄る

美莉「はい

美莉がポツンと立ち尽くしている・・・

美莉「ちょ、ちょっと、円


な、なんで、別々のところで
騒いでるの

・・・・・・・・あれ

これって・・・・・・あっ

そういうこと

美莉は、陣の気配がしていた場所に駆け寄る

美莉「人形・・・やられたわね

それにしても、この術式・・・・。
瑠璃


瑠璃「・・・・怒らない


美莉の向いている反対の方向から、瑠璃の声がする

美莉「ふっ


はぁ~


私達もまだまだね

今ならまだ、円も術中だから大丈夫よ

怒らないから、出てきなさい

瑠璃が、大きな木の下から出てくる。
美莉「どうしてこんなこと

瑠璃「うっ


美莉「

瑠璃「・・・・美莉・・・聞いてくれる

美莉「もちろん


瑠璃「実は・・・・。」
透明&怜班・・・・。
怜「どったの

透明「これ、私達を分断するために
仕掛けられた罠だよ

怜「

透明「ゴーレムや妖精は単独で行動できるように
設定されている・・・つまり、昴が
ここにいる必要がないんだよ

怜「・・・・おお

透明「これは、ちょっと厄介だぞ

各班、追っている相手を間違えている
可能性が高い

相手を勝手に想定しているということは
相手が違えば、相手の術式に備えていない
ということでもある

そういう油断があると、何の抵抗もなく
術中にハマってしまうものなんだ

怜「う~ん


透明「いや、何で円の失態だけをピックアップ


怜「・・・・面白いから

透明「・・・・・

怜「・・・・・

透明「ま、まあ、確かに私も見たい気もするけど
今は、こっちも注意しないといけない

ここには、昴以外のどちらかが潜んでいる
ということでもあるからね

怜「瑠璃と陣・・・・どっちも厄介

透明「気を引き締めるぞ

怜「おお~っ

続く・・・。







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