

しばらく廃村を巡り村の中央にある広場にでる。
赤織「やっぱりいないんじゃない

こんなに歩いて気配すら感じないよ

透明「まあまあ、文句言いたくなるのはわかるけど
まだ半分しか回って無いからさ

廃村といえど、昔は多くの人が住んでいた場所

それなりに敷地は広い・・・しかし本当に
気配が全くしないのは解せないなぁ

広場から北に向かい、広い道にでる。
赤織「も~う


もう良いんじゃないの~


透明「子どもか


仕事なんだからちゃんとしなさい

赤織「ええ~~~っ

・・・・あれ


透明「

赤織が前方に何かを見つける・・・。
透明「・・・・・。」
赤織「あれって・・・鳥居だよねぇ

透明「そうだね・・昔この村を護っていた神社だ

・・・・そっか・・・そこにいたか・・・。」
赤織「

廃神社といえど、鳥居が残っているなら
隔離空間としての機能は生きている可能性が高い

透明「アカ

絶対に先走らないようにね

赤織「えっ

透明「絶対に私の後ろにいること

赤織「ええ~っ


逆にお兄ちゃんは私が護ってあげるから
任せてよ

透明「こら


赤織が勢いよく走り出す



透明「ばか



私は赤織の後を急いで追う・・・。
透明「(何で若いうちというのは、突っ走るんだ~

はぁ~

考えていたんだろうなぁ~

廃神社は私達を不気味に手招きしていた・・・。
続く・・・。







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