ゆらぎのとき・43
透明「はぁ~・・・仕切り直したかったけど
仕方がないか・・・・アカ
さっさと構えろ」
赤織「は、はい」
白装束の女性は、地を這うようにウネウネと
胴体を長くして、こちらに近づいてくる
体長は先程の大蛇よりは小さく2メートル程度
しかし、その霊圧は先程とは比べ物にならない
ほどまで高まっている
透明「とうとう正体あらわしたな」
赤織「あ、あれって」
透明「蛇毒気神(ダドクケガミ)
まあ、古事記にでてくる本物じゃないけど
ああいった類い、特に蛇の神格化した
穢神は、そう呼ばれてる」
赤織「か、神様なんですか」
透明「気にするなここで退治するぞ」
赤織「はい」
神格化した穢神・・・そのほとんどは
手に負えなくなった怨霊を神と崇め、
贄を用意したことで霊格と信仰が一定に達した存在、
つまり人間が作り出した仮初の神というもの
本物の神からすれば、忌むべき存在となる
蛇毒「お主妾を謀ったなぁ」
透明「いえいえ、謀ったなんて滅相もない
謀ったのは、あなたの方でしょ」
蛇毒「くくくっ、喰えんヤツだのぉ~
そう思わんかアカ」
赤織「」
蛇毒「くっこやつも名がたりか」
蛇の執念は恐ろしい・・・特に知恵をつけた
白蛇は、息をするように呪術を使ってくる
赤織の名が呼ばれた時点で、こいつは呪術に
特化した戦いを好むのがわかる・・・。
透明「そうやって人を操り喰らってきたんだろう
そろそろ、裁かれてもらうぞ」
私は拳に梵字を纏わせる
蛇毒「ぐっ」
透明「アカ避けろ」
赤織「」
「グパ~~~~ッ」
蛇毒の口から、気色悪い色の液体が飛び散る
それを上手くかわし、距離を詰める
透明「アカ頭」
赤織「は、はい
ぬ・・・り・・・すす・・け・・・。」
赤織が神代術を叩き込み相手をひっくり返す
すかさずその状態を利用し頭を地面に叩きつけ
抑え込む
透明「でかした」
私は蛇の心臓部分めがけて、思いっきり
霊力をはらんだ拳を叩き込む
蛇毒「ぎぃやぁぁぁぁぁ~~~」
静まり返った廃村に蛇毒気神の叫び声がこだまする
蛇毒「おのれ~~~~~~っ」
透明「ちっ浅かったか・・・。」
蛇毒気神は、私達の包囲網をスルスルと
くぐり抜け、距離を取る
蛇毒「しゃ~~~っしゃ~~~っ」
透明「だいぶ霊力が落ちてますよ」
蛇毒「黙れ!!黙れ!!黙れ~~~っ」
赤織「お兄ちゃん、挑発したら」
蛇毒「キィシャ~~~~~~ッ」
またもや、呪術発動・・・・。
先ほどまで廃神社にはられていた結界が
突然空間を圧迫しはじめる
赤織「こ、これって、ヤバイヤバイヤバイヤバイ」
続く・・・。
透明「はぁ~・・・仕切り直したかったけど
仕方がないか・・・・アカ
さっさと構えろ」
赤織「は、はい」
白装束の女性は、地を這うようにウネウネと
胴体を長くして、こちらに近づいてくる
体長は先程の大蛇よりは小さく2メートル程度
しかし、その霊圧は先程とは比べ物にならない
ほどまで高まっている
透明「とうとう正体あらわしたな」
赤織「あ、あれって」
透明「蛇毒気神(ダドクケガミ)
まあ、古事記にでてくる本物じゃないけど
ああいった類い、特に蛇の神格化した
穢神は、そう呼ばれてる」
赤織「か、神様なんですか」
透明「気にするなここで退治するぞ」
赤織「はい」
神格化した穢神・・・そのほとんどは
手に負えなくなった怨霊を神と崇め、
贄を用意したことで霊格と信仰が一定に達した存在、
つまり人間が作り出した仮初の神というもの
本物の神からすれば、忌むべき存在となる
蛇毒「お主妾を謀ったなぁ」
透明「いえいえ、謀ったなんて滅相もない
謀ったのは、あなたの方でしょ」
蛇毒「くくくっ、喰えんヤツだのぉ~
そう思わんかアカ」
赤織「」
蛇毒「くっこやつも名がたりか」
蛇の執念は恐ろしい・・・特に知恵をつけた
白蛇は、息をするように呪術を使ってくる
赤織の名が呼ばれた時点で、こいつは呪術に
特化した戦いを好むのがわかる・・・。
透明「そうやって人を操り喰らってきたんだろう
そろそろ、裁かれてもらうぞ」
私は拳に梵字を纏わせる
蛇毒「ぐっ」
透明「アカ避けろ」
赤織「」
「グパ~~~~ッ」
蛇毒の口から、気色悪い色の液体が飛び散る
それを上手くかわし、距離を詰める
透明「アカ頭」
赤織「は、はい
ぬ・・・り・・・すす・・け・・・。」
赤織が神代術を叩き込み相手をひっくり返す
すかさずその状態を利用し頭を地面に叩きつけ
抑え込む
透明「でかした」
私は蛇の心臓部分めがけて、思いっきり
霊力をはらんだ拳を叩き込む
蛇毒「ぎぃやぁぁぁぁぁ~~~」
静まり返った廃村に蛇毒気神の叫び声がこだまする
蛇毒「おのれ~~~~~~っ」
透明「ちっ浅かったか・・・。」
蛇毒気神は、私達の包囲網をスルスルと
くぐり抜け、距離を取る
蛇毒「しゃ~~~っしゃ~~~っ」
透明「だいぶ霊力が落ちてますよ」
蛇毒「黙れ!!黙れ!!黙れ~~~っ」
赤織「お兄ちゃん、挑発したら」
蛇毒「キィシャ~~~~~~ッ」
またもや、呪術発動・・・・。
先ほどまで廃神社にはられていた結界が
突然空間を圧迫しはじめる
赤織「こ、これって、ヤバイヤバイヤバイヤバイ」
続く・・・。
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