御霊喰らい・24
重い空気が流れる・・・。
母親「私はもう・・・生きていても
楽しみも何も・・・私にとって
潤の成長だけが生きがいでした・・・」
涙がこぼれ落ちている・・・。
母親「潤がいなくなって、何度も死のうと
したんです・・・でも、何回死のうと
しても上手く行きませんでした・・・」
透明「お母さん・・・それは潤くんが
邪魔をしていたんですよ」
母親「えっ」
透明「不思議なことが何度もあったでしょ
首を吊ろうとすればロープが解けてしまう
包丁を自分の当てようとすれば
手がしびれて上手くいかない・・・。」
母親「」
全て潤くんに聞きながら話す・・・。
透明「気休めに聞こえるかもしれませんが、
潤くんはそんなこと望んでないんじゃ
ないですか」
母親「でも・・・でも、聞こえないんです
見ることも叶わないんです・・・。
潤がそこにいるような気がしても
何も・・・だから、私が死ねば
もう一度・・・もう一度だけ潤に
会えるんじゃないかと思ったんです・・・。」
透明「・・・・・。」
心が痛い・・・・今、母親の心の中には
潤くんともう一度会いたいという願いだけしか
無いのかもしれない
それを阻止しなければならない
・・・口から出る言葉が重くなる・・・。
透明「それは・・・お母さんが自ら命を絶てば
かえって叶わなくなると思います」
母親「えっ」
透明「自殺というのは、自然な死ではないんです
この行為をしてしまうと、潤くんとは
同じ境界線上にいることはできなくなります」
あまり難しい表現は逆効果か
透明「つまり自殺をしてしまうと、もう二度と
潤くんとは会えなくなります」
母親「そ、そんな・・・私はどうしたら・・・」
透明「私は潤くんからのメッセージを伝える
ことしかできませんが、潤くんは
お母さんに生きて欲しいんです」
母親「」
透明「潤くんは、女手一つで育ててくれた
お母さんに感謝しています
大学を卒業させてもらい、仕事につき、
やっとお母さんに親孝行できると思っていた
矢先・・・こんなことになってしまい、
重い空気が流れる・・・。
母親「私はもう・・・生きていても
楽しみも何も・・・私にとって
潤の成長だけが生きがいでした・・・」
涙がこぼれ落ちている・・・。
母親「潤がいなくなって、何度も死のうと
したんです・・・でも、何回死のうと
しても上手く行きませんでした・・・」
透明「お母さん・・・それは潤くんが
邪魔をしていたんですよ」
母親「えっ」
透明「不思議なことが何度もあったでしょ
首を吊ろうとすればロープが解けてしまう
包丁を自分の当てようとすれば
手がしびれて上手くいかない・・・。」
母親「」
全て潤くんに聞きながら話す・・・。
透明「気休めに聞こえるかもしれませんが、
潤くんはそんなこと望んでないんじゃ
ないですか」
母親「でも・・・でも、聞こえないんです
見ることも叶わないんです・・・。
潤がそこにいるような気がしても
何も・・・だから、私が死ねば
もう一度・・・もう一度だけ潤に
会えるんじゃないかと思ったんです・・・。」
透明「・・・・・。」
心が痛い・・・・今、母親の心の中には
潤くんともう一度会いたいという願いだけしか
無いのかもしれない
それを阻止しなければならない
・・・口から出る言葉が重くなる・・・。
透明「それは・・・お母さんが自ら命を絶てば
かえって叶わなくなると思います」
母親「えっ」
透明「自殺というのは、自然な死ではないんです
この行為をしてしまうと、潤くんとは
同じ境界線上にいることはできなくなります」
あまり難しい表現は逆効果か
透明「つまり自殺をしてしまうと、もう二度と
潤くんとは会えなくなります」
母親「そ、そんな・・・私はどうしたら・・・」
透明「私は潤くんからのメッセージを伝える
ことしかできませんが、潤くんは
お母さんに生きて欲しいんです」
母親「」
透明「潤くんは、女手一つで育ててくれた
お母さんに感謝しています
大学を卒業させてもらい、仕事につき、
やっとお母さんに親孝行できると思っていた
矢先・・・こんなことになってしまい、
潤くん自身も悔しくて悲しくて申し訳ない
気持ちでいっぱいだったようです」
母親「そ、そんな・・・申し訳ないなんて・・・。
私は潤が幸せでいてくれればそれで良かった・・・。
それを見ていられるだけで幸せだった
でも・・・今は・・・」
言葉が見つからない・・・これ以上は言葉を紡いでも
苦しめるだけにしかならないかもしれない
透明「これは私の見立てでの話で申し訳ないのですが、
1つ大切なことを伝えなければなりません」
母親「」
透明「お母さんのことが心配で、今でもここに
留まっている潤くんは、このままでは
成仏ができず、あの世で苦しむことになります」
母親「」
少し伝えづらいが、第三者として正直に話すしかない
続く・・・。
母親「そ、そんな・・・申し訳ないなんて・・・。
私は潤が幸せでいてくれればそれで良かった・・・。
それを見ていられるだけで幸せだった
でも・・・今は・・・」
言葉が見つからない・・・これ以上は言葉を紡いでも
苦しめるだけにしかならないかもしれない
透明「これは私の見立てでの話で申し訳ないのですが、
1つ大切なことを伝えなければなりません」
母親「」
透明「お母さんのことが心配で、今でもここに
留まっている潤くんは、このままでは
成仏ができず、あの世で苦しむことになります」
母親「」
少し伝えづらいが、第三者として正直に話すしかない
続く・・・。
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