早朝はパラパラ雨交じり…。
でも時間とともに晴れ渡っていった本日のやんばるです。
風は北寄りでややヒンヤリでしたが、陽光はパワフルで夏日になりました。
明日以降も夏日が続きそうですが、ゆっくりと下っていくような予報…。
今年の梅雨入りは早まるかも…、なんて予想も聞こえてきたり…。
風は北東。雨交じりの曇、のち晴天。
〈クモガニ科コノハガニ属コノハガニ Huenia heraldia 16年3月24日 沖縄島安和グスク〉
夜間に活発に活動し、昼間は海藻の根本付近に隠れすむという本種。
撮影時間は日中ですので、隠者の姿です。
額に海藻をくっつけ、隠蔽型擬態中です。
『うつらうつら』という感じなのでしょうか。それとも『ぐーすか』という感じなのでしょうか。
〈同種同個体 同日 同ポイント〉
ところで、昼間はどのくらい不活性なのでしょう。
例えばこの画像を撮影した3月の後半は、日の出が6:30過ぎくらい、日没が18:30過ぎくらい。
この間、ず~っと、じ~っと潜んでいるのでしょうか。
なぜそんなことを思ったかといいますと…
活性から不活性へと移る早朝(あるいは未明かも)や、不活性から活性に移る夕暮れ時(あるいは午後遅く)に、この額の隠蔽型擬態が、捕食に対しても有利に働いていないだろうか…なんて思えたりもするのです。
自身が捕食者から隠れるためと同時に、捕食対象から自身を隠すためにも働いてはいないだろうか、と。獲物を容易に接近させるという意味で。
つまり攻撃型擬態としても機能していたりしないのかなぁ…とか考えてみたり…。
防衛のための擬態と攻撃のための擬態は、実は表裏一体なのでは…とか思えたりもするのです。