Sakana no Sanaka

沖縄本島テキスト系ダイバーの一考察

逆玉…(ミズタマハゼ)

2016-09-06 17:32:19 | ハゼ科

台風13号の強風域に巻き込まれ中の沖縄島です。

今年初めての接近台風、今年初めての強風域…、ようやくって感じです。

予想波高が6mなので、海もかき混ぜられるでしょう。

沖縄近海では暴風域もなく、今夜中に過ぎ去っていきそう。

ちょうどいい韋駄天台風って感じに思えたり…。

風は強い南~南西。断続的に強雨。

〈ハゼ科ハゼ亜科クロイトハゼ属ミズタマハゼ Valenciennea sexguttata 16年7月14日 沖縄島崎山〉

画像は幼魚。

学名種小名は『六つの斑点のある』の意。

頭側面にある小水色点模様のことなのでしょう。

画像の幼魚には、その模様はまだはっきりと現れていません。

もっとも成魚の頭側面の斑点模様は、六つ以上あるのが普通な印象なのですが…。

6といえば…

ラテン語の6は sex ,これは英語の sex と繋がりがあるのだとか。

昔々その昔、神様が土からアダムをつくりました。

そしてアダムの肋骨からイブをつくりました。

神様は自身に似せてアダム(男性)をつくり、それを分割してイブ(女性)をつくりました。

その昔、12は〈完全な数字〉とされていました。

神様は完全な存在ですから、数字でいえば12。

アダムは神様に似せてつくられましたから、最初は12でしたけど、その後イブとに二分割されてしまいましたので…

12÷2=6

すなわち、アダムもイブも数字でいえば6=sex.

そして分割された男性や女性という性のことも6=sex. になったそう。

もちろんこれ、一説によると、という類いの話ですが。

和名の方は、頭側面の水色斑点模様からですね。

しかしながら、水玉模様とは本来、黒地・紺地・赤地に白く玉を抜いた模様のことなのだそう。

白地に黒・紺・赤またはその他の色の玉を抜いたものは、逆玉模様というのだとか。

じゃあ本当は、ギャクタマハゼと呼ぶべきなのでしょうか。

しかし逆玉だと、違う意味に思えてしまったり…。

〈同種同一個体 同日 同ポイント〉

 

コメント
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