強い寒波の影響で、沖縄島も風がビュービュー吹いてます。
本日は二十四節気の大寒ですが、まさにそれに相応しい天候になりました。
時間と共にグングン寒くなっていく一日だったやんばるです。
風は強い北~北西。曇一時雨。
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「あるときは○○、またあるときは△△、またあるときは××、しかしてその実体は…」
というのは、『七つの顔を持つ男』こと探偵多羅尾伴内の決め台詞。
といっても「多羅尾伴内って誰?」という感じでしょうか。
相当に古いキャラクターですからね。もちろん僕もリアルタイムで見たことはありません。
懐かしの映像とか、パロディとかで知っているだけです。
僕にとって最も印象に残ってるパロディは、〈キューティーハニー〉です。
ハニーが敵と戦うとき、前述の決め台詞を毎週言ってました。
こっちの方は、オリジナルのアニメをリアルタイムで見てました。
〈キューティーハニー〉はアニメや実写で何度もリメイクされているので、今もご存じの方は多いはずですよね。
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さて…
〈ジンベエザメ科トラフザメ属トラフザメ Stegostoma fasciatum 16年12月6日 沖縄島安和グスク〉
本種は1759年に新種記載されたのを皮切りに、現在の学名の他に11のシノニム(異名)を持っています。
つまりあるときには Squals varius と呼ばれ、またあるときには Scyllium heptagonum と呼ばれ、またあるときには Stegostoma carinatum と呼ばれ、しかしてその実体は…
じゃなかった、現在は Stegostoma fasciatum となってます。
で、学名種小名は『縞状模様』の意。
画像のような幼魚のときの模様に因んでいます。
和名のトラフ(虎斑)は虎のような横縞模様のことですから、やっぱりこの幼魚ステージの体模様が由来なのでしょう。
〈同種同個体 同日 同ポイント〉
トラフザメといえば、数日前に科学誌に本種に関する論文が掲載されました。
それによると、オーストラリアの水族館で雌のトラフザメが単為生殖していたことが確認されたのだそう。
単為生殖とは、一般に有性生殖する生物で雌が単独で子を作ること。
つまり雄と交尾することなく(精子と受精していない)卵を産み、それが孵化したということ。
そして遺伝子調査で単為生殖が確認されたのだとか。
この雌は過去に雄と有性生殖もしており、雄と分離されたために単為生殖に転換したと考えられるのだそう。
そしてこれが、雄のいない環境下での適応戦略として行われている可能性が示唆されているのだとか。
雄なしでも産卵・孵化が可能ときくと、男としては少し複雑な気分になったりもしますが…。